学校を安全に開校させるために、ホワイトハウスの中共ウイルス対策チームは1月12日、数百万個の検査キットを学校に無償配布する計画を発表しました。しかし、一部の議員は、これらの検査キットが中国から輸入されていることに懸念を示しています。
NTDレポーター
「ホワイトハウスの中共ウイルス対策チームは1月12日、ウイルスに関する最新情報を発表しました。前の週に比べ、新規感染者数、入院者数、死亡者数が33%〜47%増加しました。しかし、CDCのロシェル・ワレンスキー所長は、オミクロンの変異株は重症化しにくいことをデータが示しており、これらの死者の大半はデルタ株によるものだと指摘しています。現時点では、米国の中共ウイルス感染者の約98%がオミクロン変異株によるものです」
米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID) アンソニー・ファウチ所長
「事実上、全ての人々がウイルスに晒され、感染する可能性がある」
米疾病対策センター(CDC) ロシェル・ワレンスキー所長
「オミクロン株による死亡率は(デルタ株より)91%低い」
また、新たな治療法を進めるための取り組みも発表しました。そして、学校は開校し続けるべきであるとの認識を示しました。
米ホワイトハウスのコロナウイルス対策調整官 ジェフ・ザイエンツ氏
「大統領は、国内の学校は開校可能であり、開校すべきであると明言しており、州や地方自治体の指導者には開校を保証するための資源を与えている」
米政府は対面授業を円滑に進めるために、毎月500万個の臨床(PCR)検査キットと500万個の簡易検査キットを学校に送っています。
米政府は現在も、簡易検査キット5億個を国民に配布するために取り組んでいます。これらの簡易検査キットの中には中国製のものもあり、少なくとも2つの広く利用されている抗原検査が含まれています。このことは、国家安全保障上の懸念を呼んでいます。
リック・スコット上院議員はバイデン政権に書簡を送り、これらの検査キットのために、中国共産党政権に米国人の税金を一切支払わないよう求めました。その理由として、「共産中国で製造されたCOVID-19検査キットに費やされるドルは、直接習近平総書記とその大量虐殺政権を支援するために使われるからだ」としています。
スコット議員はさらに、「COVID-19に対する我々の闘いが米国の雇用を支えることを確実にし、共産中国が米国民に放った恐ろしいウイルスの責任追及を確実にする」ことを求めています。