天津の住民 パンデミック備蓄を公開

中共当局の感染症対策で最も一般的なのが、都市封鎖や居住区の封鎖です。封鎖を行う前に当局は通常、食糧供給は十分であり、食料は各家庭に届けられるので、パニック買いしたり備蓄したりする必要はないと市民を落ち着かせます。

しかし、当局の発表を鵜呑みにした際、どのような結果が待ち受けているのでしょうか。

居住区の住民
「食べ物がほしい!」

人口1300万人の大都市・西安では、昨年12月23日から都市封鎖が行われましたが、食料品は当局が約束したようには届かず、多くの市民が1日1食という苦しい生活を強いられました。

しかし、当局の言うことを信じない人もいます。

天津市民
「嫁が買い溜めした物が、こんなにある。何日封鎖しても怖くない。天津頑張れ!」

天津市のある市民は、自身の備蓄倉庫を誇らしげにネットに公開しました。

この市民によると、2020年1月に双子が生まれました。しかし、その後すぐに疫病の流行が始まり、彼の妻は食糧や日用品を備蓄し始めました。備蓄用の棚には、各種商品が所狭しと並んでいます。そして現在、天津市はオミクロン株の感染拡大で、セミロックダウン状態にあり、多くの居住区では住民の外出が禁止されています。そんな中、この市民は公開した動画の中で、「町を何日封鎖しても怖くない」と語っています。

 
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