2月1日の旧暦新年を迎え、台湾の蔡英文総統が1月30日に、ビデオメッセージで新年の談話を発表し、台湾を支持してきた民主主義の国々に感謝の意を表明しました。同日、豪州の新聞「シドニー・モーニング・ヘラルド」と「ザ・エイジ」は、台湾外交部長のインタビュー記事を掲載しました。
台湾外交部の呉釗燮(ご しょうしょう)部長は、中共軍機による防空識別圏への進入は「かつてないほど脅威的なものになっている」と述べました。
また、「中国(共)が冬季オリンピックを開催することで、国際社会に対し、悪いことは何も起きていないという印象を与えているようだ」「しかし、我々は中共の残虐行為やジェノサイド、人道に対する罪を忘れるべきではない」と付け加えました。
呉氏は最後に、中共に対する台湾の姿勢をあらためて「私たちは黙ったままではいない」と述べました。