米アトラスVPN社のセキュリティ部門によると、YouTubeとTiktokは、他のどのソーシャルプラットフォームよりもユーザーの使用状況を追跡しています。
アトラスVPN社は、YouTubeとTikTokはともに14種類の異なるトラッカー（追跡装置）を使い、ユーザーのネット上での行動を監視していると指摘します。しかし、両社が何を収集し、それをどうするのかについては、正確にはわかりません。
TikTokは、親会社であるByteDanceが運営する中国企業です。動画共有アプリであるTikTokは最近、Googleを抜いて世界で最もアクセス数の多いウェブサイトとなりました。
米国の多くの機関に加え、米軍も職員に対して、TikTokアプリのダウンロードを禁止しています。中国との関係において国家安全保障上のリスクがあると言われています。
最近の調査では、80％の米国人がオンライン上のプライバシーを懸念し、より良い保護と引き換えに、ソーシャルメディアに代金を支払ってもよいと考えていることが分かりました。
そして今、少なくともある企業がこの考えを利用しようとしています。
Mewe（ミーウィ）は、米国に拠点を置くFacebookの代替サービスで、ユーザーの追跡や、ユーザーデータを広告主に販売することはありません。
その代わりに、ユーザーに追加機能を販売することで利益を得ています。
