中共当局は、一部チベット人のスマートフォンに監視ソフトをインストールさせて、チベット人を対象とした監視政策を実施しようとしています。
放送局『チベットの声』は先日、中共がチベット自治区のチベット人所有の携帯電話を厳しく監視し始めたと報じました。海外に亡命した友人のいるチベット人は、スマートフォンに監視アプリをインストールするよう強要されています。アプリをインストールしたチベット人が海外の親族と連絡を取ったり、スマートフォンの中に敏感な情報が入っていることを当局に知られたりした場合、2か月から3か月間拘禁される可能性があります。
中共は今年に入り、チベット人のあらゆる行動を監視するため、身分証、戸籍、キャッシュカードなどの証明文書をSNSのウィーチャットと紐づけして、関連の情報を現地公安局に報告しなければならないとする「インターネット安全法」を発表しました。