米国の高等教育を中共から守る新法案

中国共産党員をターゲットにした新しい法案が登場します。ビッキー・ハーツラー米下院議員は、「中国共産党から高等教育を守る法案」という新しい法案を提出する予定です。

この法案は、中国共産党の高官およびその家族を対象に、米国における学生ビザや研究ビザの取得を禁止するものです。

ミズーリ州の下院議員 ビッキー・ハーツラー氏(共和党)
習近平総書記の娘もハーバードで教育を受け、さらに大学院で学んでいる。それは間違っている。私たちは、私たちに危害を加えようとする人たちを幇助してはならない。それは間違っている」

習近平の娘は2010年にハーバード大学に入学し、2014年に卒業後、中国に帰国しました。そして現在、再び米国に戻ってきているとハーツラー議員は言います。

ハーツラー議員は、中国共産党は大量虐殺を行っているにもかかわらず、当局関係者は世界レベルの教育を受けさせるために、自分の子供たちを米国に送っているといいます。

ハーツラー議員は、中共には世界征服の計画があり、その一部は米国のキャンパスで実現されていると警告しています。

ミズーリ州の下院議員 ビッキー・ハーツラー氏(共和党)
「しかし、彼らが私たちの大学のキャンパスでやっていることのひとつに、科学の分野において非常に質の高い教育を受けていることが挙げられる。彼らは国に戻り、その知識を使って、我々に対抗する武器を作ろうとするのだ。彼らに世界最高水準の教育を提供することは、我々の利益に反して、我々を目的とするために使われるのでは、意味がないのだ」

ハーツラー議員はまた、中国人留学生が中国共産党の命令で、機密や知的財産を盗むかもしれないという懸念もあげています。命令を聞かなければ、中共が彼らの家族を脅迫する可能性があるからです。

新法案には「家族」という言葉が明記されており、「家族」には、中共党員の配偶者、両親、兄弟姉妹、子供、孫が含まれます。

〈字幕版〉

 
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