米国社会は、中共の米国社会への浸透とその影響に警戒心を強めており、ニューヨーク州立大学はすでに、学内のすべての孔子学院を閉鎖しました。
ニューヨーク州のメディア「タイムズ・ユニオン」は2月27日、昨年12月にニューヨーク州オールバニにあるニューヨーク州立大学が、中共政府から支援されている孔子学院をこっそり閉鎖したと報じました。その理由は、孔子学院がすでに同校の重要な連邦研究基金の獲得を脅かすようになっていたためだと述べています。
昨年1年間で、ナッソーコミュニティカレッジ、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校、ニューヨーク州立検眼大学(College of Optometry)、ビンガムトン大学、ニューヨーク州立大学バッファロー校が次々と孔子学院を閉鎖しました。つまり、ニューヨーク州立大学はすでに、州の全域ですべてのキャンパスの孔子学院を閉鎖したことになります。
孔子学院は中共政府が直接支援する「教育・文化プロジェクト」ですが、中共の外国向けプロパガンダを担っているほか、諜報活動も行っているとの疑いが以前からもたれています。2020年にトランプ大統領(当時)は孔子学院を「外国使節団」に認定しました。