深圳「白衣部隊」が各家庭を立ち入り検査 ネットユーザー「暇だから」

広東省深圳市で中共ウイルス感染者が増加し続けていますが、3月1日から深圳の居住区で大規模な徹底調査が始まり、香港からの密入国者を捜索すると称してすべての家庭に立ち入り調査が行われました。

広東省深圳市は現在、中国で最も感染者が多い都市の一つです。大紀元が入手した映像には、福田区などの複数の居住区で「建物一掃ゼロリセット(掃楼清零)」行動が実施され、防護服を着た職員が各戸をくまなく調査する様子が映っています。

あるネットユーザーは、この調査は香港からの密入国者を探すのが目的だと投稿しています。

香港は今、第5波に見舞われており、人口700万人のこの都市で毎日、おびただしい数の感染者が報告されています。

2月に珠海、恵州、台山などの都市は、香港からの密入国者に関する情報を提供した者に、最高50万元(約920万円)の懸賞金を支払うと発表しました。

多くのネットユーザーは、当局の「建物一掃ゼロリセット」と「密入国者徹底調査」行動を揶揄しています。

「ある省から別の省に移動することが密入国に当たるなんて初めて聞いた」

「はっきり言うと、頭のおかしい『防疫措置』によって、社会全体がもっと乱れ、人々の不安がさらに大きくなっているだけだ。…恨めしいが、それよりも笑えてくる」

「本当に暇なんだろうが、だからといって彼らに何もさせないわけにもいかないのだろう。だからこんなことをさせている」

「どれかの防護服にウイルスが付着していたら、人の家にウイルスを広めていることになるんじゃないのか」

ネットユーザーの「林紅」さんは、「世界一流の監視システムが、なぜむざむざと密入国者を見逃しているのだろう」とコメントしています。

 
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