ウクライナのドミトロ・クレバ外相は3月6日、ウクライナ情勢について、中国共産党政権はロシアの侵攻を阻止するのに十分な外交手段を持っているとの認識を示し、停戦に向けた中共の協力を呼びかけました。
ウクライナ外相 ドミトロ・クレバ氏
「中国はロシアと特別な関係を築いているので、この戦争は中国の利益にも反するという非常に強い一貫したメッセージをロシアに示してくれることに我々は期待する」
ウクライナ情勢を巡っては、複数のメディアが米政府高官などの話として、中共政権が事前にロシアに対し北京冬季五輪閉幕までは侵攻しないよう要請していたとの情報があると報じました。また専門家の中では、中共政権からの支援がなければ、ロシアは侵攻を継続することが困難であると指摘する声もあります。