上海の都市封鎖 テスラ工場も一時操業停止

中国の金融の中心地である上海市は、中共ウイルスによる感染が拡大し、ついに都市封鎖措置に踏み切りました。

上海市は3月28日から、市を2分割して都市封鎖を実施しています。黄浦江を境界として、東側は28日から4日間、西側は4月1日から4日間封鎖することになっています。

この分割式ロックダウン措置は、上海市2,600万人の住民の生活に影響を与えることになります。ビジネスや製造業の分野でも、減速が予想されています。

ブルームバーグの報道によると、米電気自動車大手テスラの上海工場「ギガファクトリー」は、ロックダウン措置が行われる最初の地区にあるため、操業を少なくとも1日停止する計画だとしています。

昨年、テスラの世界における納車台数の半分を上海工場が占めています。

上海には、「中国のウォール街」として知られる地区があります。高層ビルやオフィスが立ち並ぶこの街で、銀行家やトレーダーたちは、ロックダウン措置に対して一風変わった解決策を思いついたようです。

封鎖措置の中でも金融の中枢を稼働し続けるために、この地区に勤めるおよそ2万人が寝袋や基本的な宿泊用品を揃えて、封鎖が解除されるまでオフィスに寝泊まりしています。

 
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