近日、ある中国人留学生が豪州に入国する際に、ビザを取り消され、中国に強制送還されました。
ある中国人留学生が最近、豪州に入国する際に尋問を受け、携帯電話の中から軍事訓練に参加している写真が見つかり、豪州への入国を拒否されました。このことに対して、中共外交部の王文斌報道官は後日の記者会見で、中国人留学生の合法的権利を侵害したとして豪州を批判しました。
情報によると、この中国人留学生はシドニー国際空港で荷物を受け取った後、所持品検査の際に、携帯電話の中から軍事訓練を受けている写真が見つかりました。中国人留学生は、「 軍事訓練の経験を隠蔽した」として入国を拒否され、その場でビザを取り消され、中国に送還されました。
中国人留学生が軍事訓練を受けたことを隠したとして欧米諸国から強制送還されることは、度々発生しています。
2021年8月15日には、米ヒューストンの国際空港で中国人留学生3人が入国時に、携帯電話の中から軍事訓練の写真が見つかりました。軍事的背景があると疑われ、米国の国家安全を脅かす恐れがあるとして、3人は強制送還されました。