今年に入って、中共ウイルスは中国東北部でも猛威をふるっており、当局の極端な措置によって、民衆は悲鳴を上げ続けています。吉林省では近日、高速道路に閉じ込められていたトラックの運転手が心筋梗塞を起こしましたが、治療を受けられず死亡しました。
感染拡大が続いている吉林省では、トラックが高速道路から降りるのを禁じています。ネット上に投稿された動画によると、20日間も松原王府サービスエリアに閉じ込められていたある運転手が死亡しました。
吉林省松原市王府サービスエリアの業者は、この運転手は治療のタイミングを逃したため死亡したと述べています。
吉林省松原市王府サービスエリアの業者
「心筋梗塞を起こした。サービスエリアから救急センターまではそんなに遠くない。10kmほどだが、高速から降りることが許可されていない。各地がみなこのような状況だ。荷物の輸送に松原市に来た場合、松原市の感染状況が改善するまで高速から降りられない。どこからも出られない。今、吉林省の感染状況はこんな感じだ」
松原市のある物流会社は、当局の感染症対策によって、トラックが高速から降りられないと示しました。
松原市の物流会社 李さん
「このサービスエリアでは、トラック運転手を1か所に追いやり、隔離している。なぜかというと、通行コードと健康コードが必要だが、松原市が単独でまた政策を出したため、長春市のコードを持っていても松原市には入れない。それでトラックを高速道路でそのまま待たせている」
また、高速の出口で足止めされている人もおり、「入口は封鎖していないが、出られない。そのため、複数の省から入ったトラックが全部出口で足止めされている」と動画で述べています。
トラップ運転手
「すでに4〜5日が過ぎている。出られない。道路脇に止まっている車両は、吉林、遼寧、石家荘、邯鄲、山西、山東など、さまざまなところから来ている。なぜ高速の入り口で出られないことを教えてくれないのか?教えてくれれば、私たちは誰も高速に入らなかったはずだ。結果、今出られなくなっている」
トラック運転手らは、政府の極端な防疫措置は早かれ遅かれ民衆の不満を引き起こすだろうと述べています。
松原市の物流会社 李さん
「現在の状況は、運転手らもどうしようもない。通行コードに星印がついていると、高速から降りることはできない。さらに問題なのは、トイレすら行けないことだ。トラックの中で解決しろと言われても、できるのか?管理に多くの問題があり、積もりに積もってここまで来ているのだ」