世界的なベストセラー『こころのチキンスープ』の共著者マーク・ビクター・ハンセン(Mark Victor Hansen)氏は、3月5日の夜、アリゾナ州フェニックスのオルフェウム劇場で行われた神韻芸術団の公演を夫婦で鑑賞した。
公演後、ハンセン氏は大紀元の取材に対し、「これこそ自由の本質です。ダンサーの伸びやかな動き、自由奔放な発想、変幻自在の踊り…しかし、これを中国で上演できないのは残念なことです」と語った。
ハンセン氏は「2時間以上、この文化に浸り、その素晴らしさ、壮大さを実感しました。 この文化が、政府の強制なしに自由に表現できることを目の当たりにして、本当に感動しました」と感慨深そうに述べた。
「まるで叙事詩のようです。それは、世界に融合された大いなる信仰の宇宙論や認識論を説いているからです。だからこそ、世界はこのパフォーマンスを手放しで歓迎しているのです」と称えた。
中国の伝統文化を再現するこの公演について、ハンセン氏は「中国はかつて世界の発明の中心地であり、彼らは最初の鏡を発明しただけでなく、そろばんも発明しました。中国文化は最も古い宇宙論であり、その後、全世界に広がり、影響を及ぼしたのです」と述べた。
作家、講演者、世界的に有名な催眠術師であるハンセン夫人は、大紀元に「私たちは本当にこの公演を楽しみました。ダンサーたちの才能、動きの正確さ、すべてが見事に調和していました。振り付けも衣装も、今まで見たことがないようなものでした」と称賛した。
ハンソン夫妻はこの6年間、神韻を見に来ようと思っていた。ハンセン夫人は「『今度こそ行かなくちゃ〜』と毎年、思っていました。今年、ようやく来ることができました」と喜びをあらわにした。
マーク・ビクター・ハンセン氏は、ベストセラー作家、マーケティングの専門家、世界で5番目に価値のあるプロの講演者であり、世界的に有名な本のシリーズ『Chicken Soup for the Soul(邦訳:こころのチキンスープ)』の創始者兼共著者でもある。このシリーズは7年間連続全米のベストセラーに輝き、40カ国以上の言語に翻訳され、56カ国で発売され、2億6500万部以上を売り上げ、約20億ドルの売上高を記録した。
神韻芸術団は、中国の伝統文化の継承と普及を目的に、2006年に米ニューヨークの法輪功学習者によって設立された。これまでの報道によると、神韻は中国本土での公演を許可されていないだけでなく、中国領事館の外交官や秘密工作員が劇場を脅し、神韻の自社バスを破損させるなど、神韻芸術団に対する破壊行為が相次いでいるという。
(大紀元エポックタイムズより転載)