中共が都市封鎖を実行してからさまざまな混乱が頻発しています。先日、あるネットユーザーが作成した、白い防護服姿の「大白(だーばい)」と呼ばれる感染症対策員が消毒液を噴霧する様子の動画のパロディ版がインターネットで嘲笑されています。
「大白」が電動バランススクーターに乗って消毒液を噴霧している動画に中国のドラマ「西遊記」の音楽がかぶせられており、あるネットユーザーは「このサントラは絶妙だ!」とコメントしています。この動画に撮影された、煙がもくもくと立ち上るなかを大白が雲に乗って自由に飛び回ったり、煙の中を行きかったりするような姿を見るだけで、ネットユーザーは笑いを抑えられないようです。
あるネットユーザーが、「西遊記で妖怪が洞窟から出てくるときみたいだな!」とコメントし、別のネットユーザーが「彼らはなぜ道が見えるんだろう」と投稿すると、別のネットユーザーが「恐らく、主席が方向を指し示してくれているのだろう」などと皮肉を込めて回答しています。
これは中国のある地方の青少年用文化施設で「大白」が消毒液を噴霧して殺菌している動画です。ここのスタッフはすでに全員が退避したようで路上には誰もいませんが、ある「大白」がその横でプロパガンダを撮影しているようです。
また、重慶市万州北駅で大白が横一列になって消毒薬を噴霧している動画がインターネットで拡散されています。この動画にはネットユーザーがパロディ音楽を付けており、ある人は、ナチスの行進のようで、やらせの匂いがプンプンするとコメントしています。
ネットユーザーらは、中共の厳格なゼロコロナ政策のもと、都市封鎖によって数えきれないくらいの悲惨な事件が起きているが、政府高官はこれらのメンツ形式主義しか重視しないため、「茶番劇が立て続けに起きている」と嘆いています。一方、民衆が本当に必要としていることについては支援が届いていません。
食料が尽きて飛び降りた上海市民
「死んで鬼になってもお前を見逃すものか!」
近日、上海市嘉定区のある市民が自宅封鎖中に生活物資が尽きたため、飛び降り自殺を選びました。地面に落下したとき、「死んで鬼になってもお前らを見逃さない」と最後の言葉を残しました。
ネットユーザーは、「中国はすでに世界最大の精神病院になってしまった。白衣を着たナチスの強制収容所だ!」と怒りをあらわにしています。