中共が海外渡航を制限?「パスポートにはさみを入れられた」

中共が自国民の出入国管理をさらに強化し、多くの中国人が税関パスポートにはさみを入れられています。

5月8日、あるネットユーザーが、この日のバンコク発広州行きの中国南方航空CZ3082便で、すべての乗客が入国時に税関職員の聞き取り検査を受けることになったと投稿しました。この検査で乗客は出国の理由、海外で行ったこと、帰国の理由を詳しく質問され、一部乗客はこのときにパスポートにはさみを入れられたと記しています。また別の人は、今後外国には絶対行かないと表明し、パスポートが切り刻まれる運命を避けられたと投稿しています。

1か月ほど前に大連から日本に向かったネットユーザーは、空港で20人あまりがパスポートにはさみを入れられているのを目撃したといいます。

訪日した中国のネットユーザー
「パスポートにはさみを入れる話を聞いたことがあるか?私自身がこの目で見た。パスポートを切っていた。大連の出入国審査場だけで、切られた人は20人以上に上る」

訪日した中国のネットユーザー
「つまり、(出国)できる人は急いでやれ。出られる人は急いで方法を見つけて抜け出せということだ。今この国は本当に過敏になっている」

訪日した中国のネットユーザー
「国が鎖国し、引き締めがますます厳しくなっている。これは品薄商法でも不安商法でもない。これは私がこの目で見たことだ。3月25日に出て来れたのは、現時点で3人だけだ。グループの300人あまりの中で、我々3人だけが出て来れた」

また、ある海外留学斡旋業者は、中共はこのほどパスポート政策をさらに厳格化し、小中学生のパスポート発行手続きを停止したと明かしています。

 
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