中共の官製メディア「中央電視台(CCTV)」の報道が注目されています。
映像の中で、CCTVのレポーターが米国のショッピングプラザと思われる場所からカメラに向かって話しています。レポーターはマスクをつけている唯一の人で、周りの買い物客や店主らとは対照的です。
レポーターは人ごみの中を歩きながら、米国でのパンデミックについて触れ、最悪の事態はまだ来ていないと言っています。
CCTVレポーター
「米国が正常な生活に戻るには、まだ長い道のりがある」
レポーターは、このウイルスの変異株が出現すれば、米国人の約80%が感染すると予測する数字も引用しています。そうなると、26万人もの米国人が亡くなるだろうと述べています。
レポーターはまた、マスク姿の人があまり見られなくなってきていることにも注目しました。
CCTVレポーター
「米国が本当にパンデミックから脱却しつつあるのか、それとも感染症の深淵に落ち続けていくのか、生々しいデータのみが真実を語ることができるのかもしれない」
この報道に対して、ソーシャルメディア上ではコメントが殺到しています。
コメントの中には、この映像で唯一異常なのはレポーター自身であって、周りの人々がマスクをしていないことではないとほのめかすものもあります。
また、600以上の「いいね!」がついたあるコメントは、「フェイクニュースをあからさまに捏造するメディアに対して、米国は全く無防備で、好き勝手に突っ走るのを許している」と述べています。