中国のある都市では、中共ウイルスを故意に拡散した場合、死刑という極刑を下すとしています。この新しい規則はどこから来たのでしょうか。中共当局なのでしょうか。それとも裁判所なのでしょうか。
中国南西部の国境沿いの都市では、中共ウイルスを拡散した者に対し、厳しい処置を施しています。感染者が国境を越えて許可なく中国に入国したり、それを手助けした者が対象です。
罰則には、罰金や財産の没収、さらには死刑も含まれます。
広西チワン族自治区の防城港市当局は６月２日に通達を出しました。
この通達は、SNS上で熱い議論を巻き起こしました。このような厳格な規則に賛成だと言う人もいますが、この様な場合地方当局に死刑宣告の権限があるのかどうか疑問視する人もいます。
「彼らはそもそも、法律を理解する必要がある。死刑判決の権限は最高裁が保有しているのであって、小さな町の行政が保有しているわけではない」
翌日、この通達と罰則処置リストは、地元当局の公式SNSアカウントから削除されました。
中共当局が防疫政策に違反した場合、極端な結果を招くことになると脅すのは、今回が初めてではありません。
昨年12月、中国南部の都市百色市では、当局が防疫措置に違反したとして住民数人を、公衆の面前で市中引き回しにしました。警察は彼らの首から顔写真と名前が書かれた看板をぶら下げました。
住民１人に対し２人の警察官が付き、武装した機動隊員が周囲を取り囲んでいました。
