中共は国内や海外に軍事基地を大量に建設しています。最近、カンボジア南西部のリアム海軍基地に、中共が秘密裏に海軍施設を建設していると報じられています。
台湾の日刊紙「聯合報」は6月6日、最新版のグーグルアース(Google Earth)を通して、福建省の漳州空港と福州空港の周辺山頂に大規模な防空陣地が新たに建設されているのを発見したと報じました。規模は元の2倍に拡大され、さらに短距離地対空ミサイルHQ-61(紅旗-61)が配備されていることが判明しました。
台湾国防安全研究院国防資源と産業研究所の蘇紫雲所長は、中共軍は台湾の地対地巡航ミサイル「雄昇」及び米国の巡航ミサイルを標的にしており、中共軍の防空システムは今後さらに密集するだろうと考えています。
一方、米紙「ワシントン・ポスト」は6日、西側政府関係者の話として、中共がカンボジアのココン港のリアム海軍基地(Ream Naval Base)に、海軍施設を密かに建設しており、9日から工事が始まると報じました。
カンボジアの憲法では、外国の軍隊の駐留を禁止しているため、カンボジア政府と中共は全力でこのことを隠蔽し、否定しています。
中共軍の海外拠点としては、アフリカ東部ジブチ基地に次ぐ2つ目になる可能性があります。