中国では異常天候が続いています。南部の広東省茂名市では豪雨で道路が冠水し、多くの車が浸水しました。
7月7日午前、茂名市の中心部が強風を伴う豪雨に見舞われ、道路が冠水しました。交通機関が運休し、学校や市場、工場、ショッピングモールが休業の通知を出しました。
地元の住民が投稿した動画には、道路が一面の海のようになり、多くの車が水に浸かっているのが撮影されています。
茂名市のある野菜市場の売り場にも大量の水が流れ込み、市場の販売業者は商品棚の上に避難しました。
茂名市近郊の複数の村も冠水し、村民は手製のイカダに家畜を乗せて避難しています。
「魚が釣れるよ。早く来て」
当日の午後1時までに、広東省では7つの市や県で豪雨赤色警報が出され、広州、茂名など15の地域に黄色警報が出されました。