国連が11日に発表した報告書によると、中国は間もなく世界で最も人口の多い国としての地位を失うと予測されています。そして、インドが人口最多の国になろうとしています。
来年、中国に代わってインドが最も人口の多い国になる可能性があります。
これは国連が発表した報告書「世界人口推計2022年版」(WPP)に基づいたものです。
報告書によると、来年後半からインドの人口が中国の人口をわずかに上回るとしています。
国連の予測では、インドは2100年まで人口1位の座を維持し続けるとしています。
世界人口に着目すると、国連事務総長は2020年の人口増加率が1%を下回り、1950年以降で最低の水準になったと述べました。
出生率がこのように大幅に低下していますが、国連は「世界人口が今年80億人を超える」と推定しています。
一方、報告書では、2038年には世界人口が90億人に達すると予測しています。