中国共産党の本質を明らかにすることを目的としたパネルディスカッションが、7月に無事開催されました。とはいえ問題がなかったわけではありません。報道によると、このイベントの主催者は、中共当局と思われる者から殺害の脅迫を受けました。報道をご覧ください。
7月20日に、中国共産党(CCP)に関して議論するためのパネルディスカッションが開催されました。
このイベントのテーマは「中国共産党の脅威に目覚めよう」(Wake Up to The CCP’s Threat)でした。同イベントは「全世界脱党支援センター」と「マウント・ホープ華人協会」によって開催されました。
全世界脱党支援センターは、中国共産党の党員とその関連組織の人々が中共政権への支持を放棄するのを手助けします。そのプロセスの一環として、身の安全を守り、中共当局からの報復を防ぐために、仮名を選択することもあります。
イベントの2日前に、主催者の一人であるクリス・チェン(Chris Cheng)さんが次のような留守電を受け取りました。
中共当局と思わる者(匿名)
「私は中国共産党を代表する者だ。我が党は特殊な一連のスキルがある。最高のチキンカツを作ってあげて、それからあなたを見つけて、殺す」
また、メッセージはチェンさんに「夜7時のイベントに参加したら、結果は自己責任だ」とも告げました。
イベント主催者は警察と連邦捜査局(FBI)に通報しました。
最終的にパネルディスカッションは、警察が現場で待機する中、無事に行われました。
以下がイベントのハイライトです。
米国の章天亮教授は、中共政権が米国に浸透するための5つの方法について説明しました。
具体的には、海外でのプロパガンダ、情報収集、知的財産の窃盗、政治工作員、教育・文化交流プログラムです。
このパネルディスカッションはニューヨーク州北部にある町、マウント・ホープで開催されました。
地元の人々からは好評の声が聞かれました。
ニューヨーク在住のセシル・マレーさん
「非常に参考になると思ったし、ここで素晴らしい収穫を得たよ」
町長も支持を表明し、このイベントが地域社会に何をもたらしたかということを説明しました。
ニューヨーク州マウント・ホープ町長 マット・ハウェル氏
「地域の人々は自分自身を教育することができる。このようにして、共産主義がここ米国に来れないようにすることがとても大切なのだ。こうした素晴らしい地域イベントを開催することは、パネリストや主催者が果敢で勇敢だと思う。中共を恐れたり、中共から隠れる必要がないということを示したのだ」
さらに、パネリストの一人は、チェンさんが受けた脅迫が何故そこまで重大なのかについて説明しました。
パネリスト 受賞歴のある映画監督 ケイ・ルバセック氏
「彼ら(中共)は脅迫をよく使い、人々を脅し、恐怖を抱かせるようにするのだ。しかし、米国は自由の地であり、勇者の故郷だ。私たちはその価値観を持ち続け、中共への恐れやその恐怖に屈しないようにする必要がある」