チベット自治区のシガツェ市が8月8日に都市封鎖を宣言してから、2週間以上が経過しました。現地では多くの観光客が足止めされています。
22日、封鎖管理に耐えきれなくなった一部の観光客が、ホテルを飛び出して路上で抗議しました。
動画には、複数の観光客が青い隔離用フェンスから飛び出して、ホテルの外で大声で抗議しているのが映っています。
足止めされている観光客
「隔離ではない!不法拘禁だ!」
8月7日から吉隆鎮(キドンちん)で足止めされている林さんは22日、新唐人テレビに対し「すでに2週間以上足止めされていて、もう限界だ」と語りました。
観光客の林さん
「心理的にも、生理的にも、限界に近づいている」
林さんによると、当局は3日間で3回のPCR検査を受けてから、低リスクの地域に移してあげると約束したが、当日の昼に突然気が変わり、待ち続けるよう言われたといいます。
観光客の林さん
「これだけ多くの観光客が16日間も足止めされている」「チャットグループは集団で崩壊状態だ。みんなはホテルの部屋から出て、街頭に抗議しに行った」
林さんによると、多くの観光客が連行されて仮設病院で隔離されていますが、その3分の2は誤診であるといいます。