天津が10月1日から封鎖される?当局は否定

中国共産党の第20回党大会の開幕を来月16日に控え、北京に隣接する天津市では、統制がエスカレートしています。 ネット上では、天津市が10月1日から封鎖されるかもしれないとの噂が流れています。

天津市民
「朝起きたら、広東路と越秀路が全部封鎖されていた。萬象城も彩悅城も営業停止している」

天津市民
「みんな、また新たな食料の買いだめを始めた。 店に入ってみると、野菜はすでになくなり、果物もあまり残っていない」

天津市当局は28日、55人の新規感染者が確認され、そのうち47人が無症状、8人が軽症であると発表しました。 また14の区に影響が及んでおり、1,500以上の地域にリスクが存在しているとしています。29日から、市全体で大規模なPCR検査が始まり、外出するためには各種証明書を提示しなければなりません。

天津市民
「見て、このPCR検査。このような検査の仕方で、どれだけの人が感染するだろうか」

天津市民
「この新開小学校、この月皎裡居住区を見て。ここは封鎖していない。なのに、大きな板で囲っている。どういうこと? 」

ネット上では、天津市が10月1日から封鎖されるという噂が流れています。当局は早速デマであると否定しましたが、人々は「中共の言うことは信用できない、様子を見なければならない」と言っています。

天津市民
「西湖道、入口が全部封鎖されている」

天津市民
「大晦日の夜よりも静かだ」

中共の第20回党大会が近づくにつれ、中国全土で当局による締め付けが強まっています。 寧夏やチベットでは、ゼロコロナ政策による人災が絶えず、雲南省昆明市では、7万人以上が健康コードを強制的に「黄色」に変えられました。また、深圳市では、一人が感染したことで村全体が封鎖され、住民千人が抗議活動を起こしました。

飲食店の店主
「今から麺を食べるのですが、マスクをしないといけないですか?」

政府関係者
「食べない時につけて、食べる時にはずせばいいです」

飲食店の店主
「ハハハハ、お前らおかしいぞ! お前らのせいで人々が正気を失っている。 お前らは悪魔に取り憑かれている。お前らは妖怪だ!鬼だ!お前らは毒グモだ!」

 
関連記事