中国共産党第20回党大会開催期間中、中国各地では緊張が高まり、安定を維持するために統制が強化され、人々の不満が高まっています。 在米中国人留学生が横断幕を掲げた北京の四通橋勇士に声援を送ったところ、中国にいる家族が警察から脅迫されました。
第20回党大会期間中 至る所に軍と警察
共産党大会の前、中共当局は「100日安全行動」という名目で140万人を逮捕しました。 大会の開幕後、北京の雰囲気はさらに緊迫したものになりました。
21日、北京市朝陽区の三元橋では橋監視員が勤務し、近くにはテントが設置されていました。
北京だけでなく、広東省広州市の各高架橋にも橋監視員が配置されました。
北京市 警察がバスの中で警備
21日、北京では、バスの中で警察官が警備しているのが目撃されました。
北京市民
「ここは、天安門広場」
あるネットユーザーは、「中国共産党は権力維持にどれだけの金をかけているのか? 本来なら庶民の生活を向上させるために使うことができたはずだ」と呆れています。
留学生が四通橋勇士を支持 警察が家族を脅迫
北京の高架橋に当局を批判する横断幕が掲げられた事件は、いまだに波紋が広がっています。10月18日、米国に留学中の韓宇濤さんはキャンパスで北京四通橋で横断幕を掲げた勇士にエールを送りました。翌日、中国にいる家族のもとに警察が訪れ、脅迫を受けました。
19日、ラジオ・フリー・アジアの取材に応じた韓さんは決して屈しないと示し、「なぜ中共当局の暴虐を恐れなければならないのか? 黙っていなければならないのか? なぜ、抵抗してはいけないのか?」と述べました。
10月20日夜、湖北省武漢市礄口区で封鎖が実施されました。
武漢市民
「道路全体が封鎖された」
「前代未聞の事態だ」
「全部封鎖された。2〜3キロも探して、ようやく食料品を売っている店を見つけた。どのスーパーも居住区も、入ることはできても出ることはできない。悲惨だ」
また、午前中に自宅を出たある住民は、封鎖のため自宅に戻れなくなりました。