渋谷ハロウィンに大白や胡錦涛が登場

10月31日のハロウィーン本番を迎え、東京・渋谷には仮装した人々が大勢集まりました。中には、白い防護服に身を包み、PCR検査用の綿棒を手にした中国の「大白」やくまのプーさんの姿もあり、さらには第20回共産党大会閉幕式で強制的に会場から退席させられた胡錦濤前総書記の姿もありました。

顔に暴行を受けた痕があり、手錠をかけられたこちらの西洋人男性。胸には、先日の共産党大会の会場から強制退席させられた胡錦濤の名札がついています。

第20回党大会の閉幕式で、胡錦濤前総書記はスタッフに退席を促され、やむなく会場を後にしました。その様子は海外メディアで大々的に報じられ、世界的に注目されました。

ハロウィンでの胡錦濤のコスプレの写真は、中国人ネットユーザーの間で話題となっています。ネットユーザーらは、「爆笑した。中国にはこんなことをする勇者はいない」「これは優勝候補に間違いない」などとコメントを残しています

武漢で再び封鎖管理 広州ではフライトの大量取り消し

党大会終了後、各地で封鎖管理が強化されています。河南省鄭州市での大規模感染に加え、広州市も10月30日に527人の新規感染者が確認されたと発表しました。

10月31日付の第一財経日報によると、当日正午までに広州白雲国際空港ではフライト888便がキャンセルされ、キャンセル率は69%に達したといいます。

一方、地元では、PCR検査を待つ人が通りを埋め尽くしています。

ネットユーザーは、「これは感染予防ではなく、みんなを引きずり出して相互感染させているのではないか」と呆れています。

31日、武漢市当局も、市内で1日50人の新規感染者が発生し、関連地域の封鎖管理を実施すると発表しました。

ネット上の動画では、江岸区の複数の地域が封鎖され、住民たちは生きるために鉄の門や高い塀を乗り越えて脱出しています。

また、車体に大きな十字マークがついている軍用トラックも多く目撃されています。

 
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