最近、中国各地で当局のゼロコロナ政策に対する抗議が相次ぎ、上海の民衆は「共産党退陣」と声をあげました。 この抗議の波は海外にも広がり、各国の中国人留学生や中国系住民が連帯を示し、中国本土の人々に声援を送っています。
日曜日、ニューヨーク大学近くにあるワシントン・スクエア公園に大勢の中国人留学生が集まり、10月に北京の四通橋に掲げられた横断幕に書かれたスローガンを叫びました。
ワシントン広場の集会参加者
「封鎖は要らない、自由がほしい!嘘は要らない、尊厳がほしい!文革は要らない、改革がほしい!指導者は要らない、選挙がほしい!奴隷ではなく、市民でありたい!」
ニューヨークのコロンビア大学のキャンパスには、「ゼロコロナ」に抵抗する中国本土の人々との連帯を示すスローガンが掲げられました。
コロンビア大学の博士課程 ヘレナさん
「インターネットで『勇気は伝染する』という言葉を見た。だから、みんなが街頭に出て、立ち上がって声をあげれば、この恐怖はなくなると思う」
米西海岸のサンフランシスコの中共領事館前でも抗議集会が行われました。
英ロンドンの中共大使館前では、中国系市民が「Free China」を掲げました。
香港の街頭では、市民らが白紙を掲げ、本土の人々との連帯を示し、ウルムチでの犠牲者を悼みました。
カナダ・トロントやアイルランドのダブリンでは、中国系市民が街頭に出て、中国共産党への不満を表明しました。
カナダ・トロントの抗議集会参加者
「中国人は抵抗せよ!」