12月3日、ニューヨークのチャイナタウン・フラッシングで白紙革命を支援する集会とデモ行進が行われ、人々は「共産党は退陣せよ」「共産党を打倒せよ」などのシュプレヒコールを上げました。
天気予報では雨が降るかもしれないと言われていましたが、多くの人はレインコートや傘を持参してデモに参加しました。
今回の集会とデモは、ニューヨークのキリスト教団体の主催で開催されました。集会では、十数名のゲストがステージで発言を行い、「白紙革命」および中国の自由と民主主義のための闘いへの支持を表明しました。
政治評論家の陳破空氏
「この国は、習近平だけのものではない。習近平一派のものでもないし、共産党のものでもない。 この国は中国人民のもの、中華民族のものです。 中国の一人一人は、この国の主人だから、権利を行使したい、主人になりたいと声を上げているのです」
元中国裁判官 鍾錦化氏
「大雨の場合でも、私たちはこの抗議行動に参加し、中国で弾圧され残虐な行為を受けている同胞や友人たちとの連帯を示すつもりです」
政治評論家の陳破空氏
「一枚の白紙、一言もなくても、全てを物語っている。 一言も言わないとしても、実は(中共に対して)筆舌に尽くし難いのです。 だから『白紙革命』は中国の新しいページの始まりであり、中国人民の解放の始まりなのです」
中国本土から出てきたばかりの人たちは、今の中国の抑圧的な生活について深く理解しています。
中国の大学の学者 李恒真氏
「私が中国本土にいた頃、例えば、PCR検査を受けるとき、 下で並んでいる人々の行列を眺めたとき、この社会には希望がないのだと感じた。 一人一人が従順な奴隷のようで、抗議する人、不満を持つ人は一人もいなかった。疑問を持つ人すらいなかった」
集会参加者 レイ・チェンさん
「中国国内の言葉で言うと、心中では怒っていても口には出せない。自分の考えはあってもあえて言わないということです。白紙運動を通して、彼らの心の中の怒りに火がついたのです」
ますます多くの中国人が、目を覚まし始めています。
中国の大学の学者 李恒真氏
「私が海外に出てきたとたん、中国で白紙革命が勃発した。予想外のことだったので、とてもとても興奮している。 中国人民は絶望的な状況に追い込まれたのだ」
参加者らは、「白紙革命」を支援するのは一種の責任であると考えています。
中国の大学の学者 李恒真氏
「これは我々の責任です。そこには我々の同胞がおり、そこは私が生まれ育った場所であり、私の祖国であり、私は祖国を愛しています。 でも、私は独裁者が嫌いで、一党独裁が嫌いです」
「共産党を打倒せよ!」
集会の後、デモ隊はフラッシングのメイン・ストリートを練り歩きました。途中、デモ隊の横断幕やシュプレヒコールが多くの通行人を引きつけました。