中共の海外警察署 新たに48か所発見

スペインの非政府組織(NGO)「セーフガード・ディフェンダーズ」が12月5日に発表した最新報告書によると、世界各国で中共の海外警察署が新たに48か所確認されました。

スペインに本拠を置く人権NGO「セーフガード・ディフェンダーズ」が12月5日、最新報告書を発表しました。 報告書によると、海外に設置された中共の警察署は、さらに48か所が確認されました。9月に発表した報告書で確認した54か所を加えると、中共は53か国に102か所の海外警察署を設置しています。中には、これまで知られていなかったロサンゼルスとニューヨークの2か所も含まれています。一方、中共の警察署が最も多く設置されているのはイタリアで、11か所確認されています。

報告書によると、イタリア政府は2016年から中共と協力しています。

中共の海外警察署の存在が明るみに出ると、中共当局は「コロナの流行で中国に帰れなくなった中国人の運転免許証更新のために設置した」と言い訳しています。 しかし、「セーフガード・ディフェンダーズ」によると、新たに発見された海外警察署のほとんどは、2016年以降に設置されたものです。

オランダやアイルランドなど12の国・地域の法執行機関が、中共の海外警察署について調査を開始しています。 一方、中共の海外警察署について調査するかどうかについて、イタリアはまだ公に発表していません。

 
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