武漢の小規模商店主「封鎖解除が遅すぎた」

3年前に発生した中共ウイルスの震源地である武漢市では、長期にわたる封鎖がようやく解除されましたが、繁華街であっても店舗に客が訪れず、多くの商店主が苦しんでいます。

長期にわたる封鎖が解除され、規制が緩和されたものの、人々は気を緩めることができません。繁華街であっても、客の姿はほとんどありません。そのため、営業再開を諦めている店舗もあるようです。

朱重平さんは武漢の万松園で30年近く飲食店を経営しています。万松園美食街では、武漢で最もおいしい料理を食べることができますが、朱重平さんはいま、客のいない店内を無力感とともに見つめることしかできません。

飲食店オーナー 朱重平さん
「本当に大変だ。 このまま続けるのはもう無理だ。封鎖は解除されたが、陽性者も出てきていると言われ、人がまったくいない」

朱さんは、長い間封鎖されていたため、人々がコロナ禍前の精神状態に戻るのは難しいと語ります。

飲食店オーナー 朱重平さん
「この通りでは、店主たちがまだもがいている。 みんな、封鎖解除後は元の生活に戻れると信じている。 みんなこれを夢見ている」

漢正街では先月、人々が街頭に出て抗議し、厳しい封鎖措置の解除を求めました。商店主たちは、先はまだ不透明だと言います。

洋服店オーナー 王さん
「来店客数がかなり少ない。流行の影響はやはりかなり大きい。 漢正街も卸売市場だが、人の数はここと同じだ。以前は多かった。かつては他の都市から多くの観光客が訪れていたが、今はほとんど見られない。今は人の流れがかなり減っている」

一部の店主は、このままでは廃業せざるを得ないと言います。

バッグショップオーナー 梁さん
「みんな無理して続けている。来年は外部から人が流れてくるかどうか、様子を見るしかない。 来年もこのままだと、みんな撤退せざるを得なくなる」

米イェール・ロー・スクールの張泰蘇教授は、当局の封鎖解除が遅すぎて、経済を救済することはもう無理だと考えています。

武漢は約3年前に中共ウイルスが発生した震源地であり、当局によってウイルスの発生源とされている「武漢華南海鮮卸売市場」は今もなお閉鎖されたままです。

 
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