北京の問題は深刻 市民は怒り心頭

中国のウイルス流行は制御不能に陥り、感染者が急増しています。北京市民と居住区職員との会話から、北京の問題の深刻さが浮き彫りになっています。

江沢民の追随者劉吉が死去

中国では感染者が急増し、 北京では、中共高官や専門家、学者の死亡が相次いでいます。

報道によると、元中共国家体育委員会副主任の劉吉氏が19日、北京で死去しました。 劉吉氏は中央宣伝部の元顧問で、江沢民のいわゆる「三つの代表」を大々的に推進していました。1989年には江沢民に従い、当時の改革派新聞「世界経済導報」の粛清に加担し、同新聞が提唱する民主主義自由思想を抹殺しました。

北京市民と居住区職員との会話録音

23日に録音された、北京市民と居住区職員との会話から、北京の問題の深刻さが浮き彫りになっています。

北京市朝陽区の住民
「今、朝陽区全体が麻痺している。この老人たちはどうなる? 封鎖は解除されたが、基本的なことはできていない。薬は買えない、救急車を呼んでも来ない、病院は麻痺している。しかも、死者を火葬する場所もない、問題が多すぎる」

CCTVキャスターが集団感染?

網易(ネットイース)に掲載された記事から、注意深いネットユーザーは、中共の官製メディア「中央電視台(CCTV)」のニュース番組「新聞聯播(しんぶんれんは)」で、元々8人の交代制だったのが、5日間連続2人しか出演していないことに気づきました。

多くのネットユーザーは、他のキャスターは中共ウイルスに感染したのではないかと推測しています。 また、女性キャスターは二日前から重い鼻声になっていることも指摘され、すでに軽い感染症にかかっているのではないかと疑われています。

あるユーザーは、「他の6人はどこに行ったのか?もし彼らが本当に感染で死亡したのなら、最期のときに善悪には報いがあるということを思い出したのかな?」とコメントを残しています。

CCTV元キャスターの父親が感染で死去

元CCTVキャスターの樊登氏が23日、父親が感染で死亡したことを明らかにしました。22日には、「 今回のウイルスはかなり強力だ。父親が病院に送られた後、肺の大部分が白くなっていることが分かった。医者からは、このような症状は今回特に多く、多くの医師は初めて見ると言われた。最終的に、父親の治療を放棄した」と明かしています。

各地で火葬場の前に長蛇の列

中国で新たな感染拡大の波が押し寄せ、死者数が急増しています。 各地の火葬場の前には、遺体搬送車が長い列を作っていまs。

こちらの動画には、23日、上海の火葬場で火葬を待つ遺体が大量に滞留しているのが映し出されています。

吉林省長春市の火葬場の前にも、遺体を運ぶ霊柩車が長い列を作っています。

長春市民
「見て、この車たちを。遺体搬送車だ。長い列を作っている」 

成都で男性が「突然倒れて」死亡

22日夜、四川省成都市郫都区(ひと-く)の繁華街で若い男性が突然倒れ、数分後に死亡しました。 死因は不明です。

こちらの動画には、23日、上海のある発熱外来の外で診察を待つ患者の長い行列が映し出されています。

広東省深圳市龍華区の病院の前には、診察を待つ患者で黒山の人だかりができています。

 
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