「白紙運動」参加者 100人以上逮捕
中共当局の白紙運動参加者への報復が続いています。1月5日、中国の人権状況を伝えるウェブサイト「維権網」は声明を発表し、白紙運動の逮捕者は現在100人以上に上っており、そのうち32人の名前が確認されており、今後も時間の経過と共に逮捕者が増えることが予想されると述べました。
声明では、「中共当局はすでに防疫政策の調整を行っており、これまでの強制的な封鎖政策は間違っていたことが証明された。デモ抗議を行うのは市民の基本的権利であり、 当局が国の法律を尊重し、一日も早く白紙運動の逮捕者全員を無条件に解放することを望む」と述べています。
これと同時に、白紙運動逮捕者に無償の法律援助を提供していた弁護士も警察からの嫌がらせや脅迫を受けています。河南省鄭州市の王勝生弁護士は6日、地元の警察官4人が訪れて来て、彼女に対して調査を行い、さらに専門の監視員をつけられたと投稿しました。
北京大学医学部 2週間で21人死亡
中共当局が防疫対策を緩和してから、各地で死者が増え続けています。北京大学医学部でも12月20日以降、訃報が相次ぎ、2週間で21人が死亡しています。2022年から現在まで、すでに41件の訃報が出されています。
生化学・生物物理学部の童坦君院士が転倒が原因で死亡したと発表したことを除いては、他の人の具体的な死亡原因は明らかにされていません。 一方、訃報にはいずれも、遺族や本人の希望に沿い、葬儀は簡素に行い、告別式は行わないと記されています。
これらの死者のうち、5人が中共党員で、最年少者は56歳でした。
北京大学医学部には、6つの付属病院、4つの共同建設病院、11の教学病院があります。
海外の人権団体「法輪功迫害追跡調査組織」が発表した追跡調査リストによると、北京大学医学部の9つの病院が法輪功学習者からの生体臓器狩りに関与しています。