「本人の同意なしで臓器提供を可能に」復旦大学教授が提案

以前、中国の人口問題を解決するために「一妻多夫制」を提案して物議を醸した復旦大学の教授が、今度は、生前に臓器を提供しないと表明しない限り、臓器提供を黙認したことにするべきだと提案しています。

復旦大学の教授、黄有光氏は最近、政府は臓器提供意思表示欄を暗黙の選択にするべきだと提案しました。つまり、生前に臓器を提供しないと表明しない限り、死後、本人の同意なしに臓器を移植に使うことができるということです。

これに対して、ネットユーザーから批判が殺到しています。「この種の人間は人道に反するものだ」「この『教獣』の言うことに従うと、人間は生まれた時から臓器バンクになるということだ」「怖いのは、まだ息が絶えていないのに、別の生命体があなたの臓器を欲しがることだ」

湖南省教育部門 原さん
「この種のことは、カルト政権がやっていることであり、その背後には経済的な利害関係があるのです。 ウェブサイトに、これだけたくさんの声が上がっているのは、人々の立場を代表しています。とにかくみんなが警戒するように、さらさなければならないものもあります。中国では、強力な利権関係の背後には必ず政府の暗黙の了解やサポートがあり、それを切り離すことはできません」

情報によると、中共の教育部門はずっと前から臓器提供に対する大学生の態度について研究していたといいます。2020年12月、江西省に大型臓器提供者記念パークが建設され、数十人の若者が自発的に臓器を提供すると集団宣誓を行いました。最近では、広西医科大学の学生、易海欣さんが突然体の調子が悪くなって昏睡状態に陥り、その後脳死と宣告され、両親が娘の臓器を提供し、5人の患者を救ったと中共の官製メディアが大きく報道しました。1月6日、 易海欣さんの心臓、肺、肝臓、2つの腎臓が摘出され、移植に使われました。

江蘇省教育部門 程さん
「人々がこのようなことを心配するには理由があります。この国は法治国家ではないので、あの人たちのやっていることは合法ではないと疑う理由があり、この現象に対し恐怖心を持つようになるのです」

 
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