中国では出生率低下の影響で、私立幼稚園が経営難に陥っています。
業界関係者は、3年から5年以内に大量の幼稚園が閉鎖されると見ています。 広西チワン族自治区容県のある幼稚園の経営者は、5年前の開園当初は140人の園児が在籍していたが、2020年には30人程度に減少したと述べています。 奕陽教育研究院の報告書によると、中国の幼稚園は今後10年間で、2020年の水準からさらに30〜50%縮小する見通しです。
中共 ロシアへの国費留学生を選抜
ロシアとウクライナの戦争が続くなか、中共はロシアへの高校新卒者の国費留学生の選抜を大々的に行っています。
中国奨学基金の公式サイトは1月13日、「2023年度ロシア交換奨学金選考開始のお知らせ」を掲載し、2023年にも引き続きロシアの高等教育機関で学ぶ学生、科学研究に従事する学生を選抜するとしています。
前回のロシアへの国費留学生の派遣は2019年で、ロシア政府が奨学金を支給し、中共当局が生活費と往復の旅費を一回分支給していました。中共ウイルスのパンデミックによって中断していた交換留学事業が、今年から再開されることになりました。
台湾在住の作家「共産党を信じてはならない」
中共政治局常務委員の王滬寧氏は10日、北京で台湾の野党・国民党の夏立言副主席と会談し、台湾の人々に対し、中国本土に来て事業を展開するよう呼びかけました。
これに対し、台湾の大陸委員会は10日夜、声明を発表し、北京当局は政治的、軍事的、経済的に台湾を脅迫し続けており、これは台湾の人々の利益に反するものだとし、中共高官は「パンデミック後の健康のための交流の機会」を「政治宣伝や統一戦線の道具」にしてはならないと強調しました。
台湾在住の作家、汪浩氏は文章を発表し、王滬寧氏を「政治クズ」と揶揄し、「共産党を信じてはならない」と警告しました。
王滬寧氏は3月に汪洋氏の後任として全国政治協商会議の主席に就任し、台湾への統一戦線工作を担当する予定です。