中共による拷問 被害者が語る恐怖の酷刑

中国の弁護士である李荘氏は、最近、Weiboで河北省の公安当局の拷問による自白の背後にいる黒幕を暴露し、ネットユーザーからは「背筋が凍る」との声が上がっています。中国共産党(中共)による酷刑を受けた法輪功学習者は、4月5日にNTDの取材を受け、自らの体験を語りました。

4月3日、李荘氏はWeiboにビデオを投稿し、河北省保定市蠡県の警察が「暴力団関係事件」で、被疑者を自白させるために行った様々な拷問を暴露しました。李氏は司法の公正を訴えています。

中国の弁護士・李荘氏
「例えば、濡れたタオルを顔にかぶせてその上から水をかけて窒息させるなど、様々な拷問があります」

水曜日、中共の拷問を受けた法輪功学習者の真言さん(仮名)は、中共政権下では、拷問による自白強要はかなり多く普及していると述べました。

遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・真言さん(仮名)
「中国本土では、あまりにも拷問が広く普及しています」

真言さんは、法輪功の修煉を諦めなかったために、2005年4月に中共当局に不法に拘束され、遼寧省の馬三家労働教養所で1年間の迫害を受け、その間に酷い拷問を受けました。

真言さん
「女性の看守が私の口を塞いで殴り始め、30分ほど平手打ちされました。横にいた警官は、収監されている女性を地面に押し倒し、別の女性警官が足を上げて靴のかかとを押し倒された女性の口に突っ込み、何度も頭を踏みつけました。拷問が終わった後、その女性の歯は7〜8本折れていました」

法輪功学習者の雷さんは、信仰を守り続けたため、湖南省の留置所と女性刑務所に入れられて拷問を受け、信仰をやめるよう強要されました。

湖南省の雷さん
「その年、私が留置所に拘禁されていた時、地面に押さえつけられて両手を後ろに拘束され、そのまま外に停められた車まで引きずられました。あの時の激痛は今でも忘れられません。あれから20年以上経ちましたが、当時の傷跡はまだ残っています」

雷さんの夫も信仰を諦めなかったために中共当局による拷問を受けたといいます。

雷さん
「夫も拷問を受けました。ある日、両手を吊るし上げられて、足が宙に浮き、そのまま顔を殴打されました。紐が切れて地面に落ちて主人は何度も気を失いましたが、その度に氷水をかけられて起こされ、再び酷い仕打ちを受けたのです」

明慧ネットによると、中国本土では、今もなお多くの法輪功学習者が信仰を続けているため、中共からのこのような拷問による迫害や酷刑を受けています。24年にわたり、法輪功学習者たちは反迫害を訴え続け、中共当局に対し、拘束された全ての法輪功学習者を即時に釈放するよう求めています。

 
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