華人作家 「創世主が救いに来ると信じる」

法輪功の創始者・李洪志先生が今年初めに発表した『なぜ人類はいるのか』という文章が、世界中で多くの反響を呼んでいます。そんな中、李洪志先生は今月17日に新しく『なぜ衆生を救い済度するのか』と題する文章を発表しました。ある華人コラムニストは、2つの文章を読んで、「最後に創世主が人々を救いにきたのだと信じている」といいます。

元上海経済発展研究所の研究員でコラムニスト・戈壁東氏
「私たちに見えるもの、届くものは限られていて、人間の命は取るに足らないものです。 しかし、李先生はそれを語ることができた。李先生の2つの文章を見ると、非常に高い視点から物事を見ていることがわかります。 李先生は、人間や社会、そして長い長い歴史を見てきたのです。これは一日や二日ではなく、数億年という非常に長い時間をの目線で見てきたのです」

コラムニストの戈壁東氏は、法輪功創始者の李洪志先生が発表した『なぜ人類はいるのか』と『なぜ衆生を救い済度するのか』の2つの文章は、全人類にとって非常に重要で、真剣に受け止めるべきであると話します。

戈壁東氏
「これは、人類や社会に対する非常に良い警告、注意喚起であると常々感じています。この世の中は、私たちが理解できない世界へと向かっています。その状態の中で、今が終末の時であることも見えてきます。李先生のこの言葉は、私たちにいろいろな気づきを与えてくれました。いろいろなことに目を向けさせ、視野を広げ、世界を見る目やそれに対する考えを深めてくれているように思います。 だからこそ、李先生は人々に尊敬されています。私はこれらの文章をひとつひとつ丁寧に読んでいきたいと思います。 これはとても重要なことで、人々が無視してはいけないことです」

戈氏は、彼がキリスト教などの世界観や宗教的な制約を受けずに文章を読んだと話します。そうすることで、より高い理解を得られたといいます。

戈壁東氏
「例えば私が少量の水が入った小さなコップだったとしましょう。そこに、誰かが大きなボトルを持ってきて水を注いだとします。そのとき重要なのは誰が注いだのかではありません。重要なのは、私がそこからより深い真理をより多く、より高く悟ることができるかどうかということです。なぜ、法輪功の語る『真相』から、より多くの真理に気付くことができるのでしょうか。誰の、どの神の功労なのでしょうか。おそらく私たちにははっきりと分からないでしょう。しかし別の角度から話すと、私たちに福音をもたらすもの、善をもたらすものは、私たち人間の知恵を超えて、私たちを持ち上げるもの、すべては私たちが認める神であります。私たちはこれらの存在を認めているのです」

戈壁東氏は、人類は末後の時期を迎えているといい、創世主が人類を救うためにやってくると信じていました。

戈壁東氏
「一部の人たちは、私が正しくない、神が実在するかどうかなんてわからないと言います。存在するかしないか、それは違います。私たちはその存在を信じる有神論者です。神の存在を信じているのです。誰が救ってくれるかなど気にしない。 憶測もせず、定義もせず、ただその存在を受け入れる。それで良いのです」

 
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