元中共外交官が明かした内幕 【完全版】

その1 中共の在外公館人員配置 

元中共外交官の陳用林氏がエポックタイムズの取材に応じ、中共の海外の大使館領事館における部署や人員配置を明らかにしました。陳氏によると、中国領事館には通常、総領事のほかに2人の副総領事がおり、1人は政治などの分野や事務を担当し、もう1人は国家安全部(MSS)の所属だといいます。

その2 中共が海外留学生をコントロール

豪州のシンクタンク・ローウィー研究所の最新の「グローバル外交指数」のデータによると、中国共産党は2021年までに、世界中に275の大使館、領事館、及び外交機構を設置しているといいます。これらの機関に所属する外交官が正常かつ合法的な領事業務を行なっているかどうかは、各国の国家安全部門の監視下にあります。

海外に留学する中国人学生が増えるにつれ、中共教育部のコントロールが増大の一途をたどっています。元中共外交官の陳用林氏は、中共領事館教育部が、学生団体への浸透、外国の学問的独立に対する干渉、スパイネットワークの運営、孔子学院の経営に主に力を入れていると明らかにしました。

その3 中共千人計画 ビジネスや科学技術界に浸透

元中共外交官・陳用林氏の話によれば、中共は2008年より「千人計画」を利用して海外の最先端技術を盗み出し、それがビジネス分野にも浸透しているといいます。

 
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