米議会は26日、未確認飛行物体(UFO)に関する公聴会を開きました。米軍関係者の複数の目撃証言から、米政府は前世紀から地球外生命体の存在を知っていた可能性があることが明らかになりました。ホワイトハウスからの中継です。
この公聴会は、外部からも大きな注目を集めており、何人かの大物UFO目撃者を招いています。
その中には、米海軍に10年以上勤務していた元パイロットがおり、彼は、自分の飛行機からわずか50フィート(約15メートル)先のUFOに遭遇したと語っています。
米海軍元パイロットのライアン・グリーブス氏
「翼はなく、赤外線は放射されず、地面に接触することもありません。これらはひとつの単独の現象ではなく、頻繁に観察されています。UFOに対する誤解や偏見は深刻で、これが我々の国家安全保障に大きな挑戦となっています」
もう一人の目撃者は、14年間米空軍に勤務した元情報将校で、米政府はおそらく1930年代には、人間以外の活動の存在に気づいていたと明かしています。
デビッド・グラッシュ元米空軍情報将校
「私が任務についていた時、何十年も続いているプロジェクトがあることを知りました。それは、墜落した未確認飛行物体の回収とリバースエンジニアリングで、その中には生物の痕跡が伴う残骸も含まれていました」
ナンシー・メイス議員
「それは人類ですか?」
グラッシュ元米空軍情報将校
「『痕跡は人類のものではない』との分析結果を情報にアクセスした人から聞きました」
また、米上院議員は、UFOを含む「UAP」と言われる未確認航空現象に関する記録の機密指定を解除する法案を提出しています。