中共 疫病深刻化でも入国前検査撤廃 法輪功創始者が道示す

中共ウイルス感染症の流行が中国で再び深刻化しているなか、中国共産党(中共)は28日、今月30日より中国への渡航に際して、入国前検査を撤廃すると発表しました。法輪功創始者の李洪志氏は再び、中共ウイルス感染症の流行は中共と中共に盲従する人々を標的にしていると語りました。

中共外交部報道官・汪文斌氏
「8月30日より、中国に入国する人々に対して、新型コロナウイルスの入国前検査を不要とします」

中共ウイルスの世界的な流行がピークに達した時、中共は国内に厳重な監視体制を敷きました。今年に入り、世界の多くの地域で様々な規制が緩和されましたが、中国では新たな流行が次々と現れています。中共政権は今年4月、入国者に対するPCR検査を中止し、今では入国に関するほぼすべての規定を撤廃しています。しかし、これに対して各界から厳しい議論が巻き起こりました。中国での流行状況が悪化しており、患者の症状も深刻です。そのため外国人の出入国を奨励することは、ウイルスが再び世界的に蔓延するリスクを高めることになりかねないと危惧しています。

最近、Weiboでは、「二回目の陽性」や「三回目の陽性」などの言葉が話題となっています。

再び感染した多くのネットユーザーは、喉が痛くて唾液を飲み込むのが、まるで刃を飲み込むようだと喩えています。

他にも、「今回は、前回よりも深刻」や「全身が痛い」「咳をすると吐き気がする」などの声もあります。

この2か月間の訃報の記録によると、亡くなった人々は、司法関係者や若手・中年の警察官、有名大学の専門家、上級管理職、企業幹部が多いといいます。 みな中共党員で、最年少はわずか23歳でした。

大紀元28日付の報道によると、法輪功創始者の李洪志氏は最近、ウイルスは主に中共、および中共に盲従し、中共を擁護し、中共のために働く人々を標的にしていると改めて指摘しました。現在、多くの若者を含む多数の人々が中共ウイルスに感染し、死亡しています。

今年1月、李氏は中共が3年以上にわたって流行状況を隠蔽してきたことや、中国での感染による死者がすでに4億人以上いることを明らかにしました。

米シアトルのフレッドハッチンソンがん研究センターは24日、中国の病院や大学から集計した公開データを基に、中国の死者数を推定しました。中国が2022年12月にゼロコロナ政策をやめた後から、今年1月までに187万人の死者が出ており、中共ウイルスの感染が主な死因であることを指摘しました。また、中共当局が公表した数字は、長期にわたって深刻な隠蔽と過少報告があると疑問を呈しています。

中共ウイルスが世界的に蔓延し始めた2020年4月頃、大紀元は特別記事を掲載し、流行が最も深刻なのは、親中共の国や地域であると指摘しました。記事はまた、感染を防ぐための方法をいくつか紹介しています。それは「中共から離れ、中共を非難し、中共のために動かないことで、個人、組織、国家はウイルスを緩和、あるいは回避でき、そして明るい未来があるかもしれない」というものです。

 
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