世界中のあらゆる中国人による、中国共産党及びその関連組織からの離脱を支援する全世界脱党支援センターと著名なテレビプロデューサーの李軍氏が共同制作したドキュメンタリー『4億人の覚醒』がこのほど、ニューヨークのフラッシングで初上映されました。同ドキュメンタリーは、多くの人が中国共産党組織からの離脱を示した「三退」の広がりを映像化したもので、観客の中には、その場で三退を表明する人もいました。
中共党組織、青年団、少先隊から離脱した中国人が4億人を超えました。
『4億人の覚醒』は、3年にわたる制作期間を経て完成した、2時間半のドキュメンタリーです。長きにわたって多くの人に取材が行われ、米国や欧州、台湾、香港、中国国内の10人以上のボランティアや歴史学者、学者、ベテランのメディア関係者への取材の様子が描かれています。
『4億人の覚醒』制作者・李軍氏
「このドキュメンタリーは、2つの大きな作用を果たすと思います。ひとつは、中共の正体を人々にはっきりと認識してもらうこと。もうひとつは、歴史上で真に起こっている『三退』を知ってもらうことです」
このドキュメンタリーでは、大紀元が2004年に社説『九評共産党』(共産党についての九つの論評)を発表し、「三退」が始まってからの20年間の劇的な歴史を表しています。
全世界脱党支援センター責任者・易蓉氏
「この映像を世界中の中国人、特に中国国内の人々に届けることができれば、より多くの人が三退を知ることができるでしょう。そして、脱党を推進することで、より多くの人々が三退に目覚めることができることを願っています」
ニューヨークの台湾センターには、200人以上の観客が詰めかけ、企業家や弁護士、渡米したばかりの中国人、三退を推進するボランティアなど多くの人々がドキュメンタリーを絶賛しました。
観客の中には、同ドキュメンタリーは、中共の邪悪な本質を明るみにし、「全人民三退」という重要メッセージを世に対して強調し、中共の終焉の到来を歓迎するものだと称賛する人もいました。
中国民主党全国委員会執行長、弁護士・陳闖創氏
「今、私たちに必要なのは、前に出て、自分が中共と同じ側ではなく、中共と共に葬られるつもりもないことを宣言することです。勇気を出してそれを行えば、『天が中共を滅する』ための任務を遂行したことになります。そうすれば、私たちは、天が中共を滅し、中共が解体する日をさらに早く迎えることができるでしょう」
ドキュメンタリーを見終えると、13人の観客がその場で手を挙げて中共から脱退する意思を示し、全世界脱党支援センターの責任者・易蓉氏が「三退証」を授与しました。
その場で中共からの脱退を表明した劉川さん
「私はドキュメンタリーを見た後、断固としてこの邪悪な組織(中国共産党)を辞めようと決心しました。良心を持つ中国人として、この邪悪な政権を打倒するために声を上げていきます」
対外経済貿易大学卒業生・焦瑞林さん
「米国にいる今、私は多くの真実を知り、中共の邪悪さに気づきました。だからこそ私たちは今日ここに来て、青年団、少先隊、そして共産党組織から脱退しました。いつかすべての中国人が目覚めることを願っています」
『4億人の覚醒』の制作陣は、より多くの観客に届けるため、同ドキュメンタリーは今後「ガンジンワールド(Gan Jing World)」のプラットフォームのみで放映する予定だと語りました。