北京で高熱の児童が多発 「点滴の列は40年ぶり」

最近、中国北京の小児科病院は多くの患者で混雑しており、高熱の児童・生徒が多く押し寄せている状態だといいます。地元市民は、点滴のために列をなす様子は40年ぶりに見たと話しています。中国共産党(中共)当局は、「マイコプラズマ感染症」だとしていますが、人々は「中共ウイルス」陽性だと主張しています。

インターネット上に投稿された動画によると、北京小児病院の点滴室はいっぱいで待合スペースにも人が押し寄せ、深夜にもかかわらず多くの人が列をなしている状態です。

医師
「最近、多くの子供たちが繰り返し発熱し、解熱剤や消炎鎮痛剤を飲んでも熱が下がらず、病院に行くと肺が真っ白になっていたという事例が多数あります。マイコプラズマ肺炎に感染していたのです」

地元紙「北京晚報」の報道によると、7日、北京順義婦人小児病院の小児科の待合室は診療を待つ人々で埋め尽くされ、16ある診察室すべてで対応しても、間に合わないほどだったといいます。9月1日に新学期が始まって以来、児童・生徒の患者が急増し、半数以上がマイコプラズマ感染症だということです。

しかし、北京市に住む王さんは、これは中共ウイルスの症状であり、彼女自身も感染していると大紀元に語りました。王さんによれば、最近北京での中共ウイルスの流行が非常に深刻で、彼女の症状には鼻水や涙、視力低下などがあり、数時間におよび見えづらい状態だったといいます。鼻水は少し血も混じっていて、これまでの陽性以上に症状が重いと話しています。

しかし、中共は依然としてウイルス流行の真相を隠しており、昨年末に渡航などの制限を解除して以来、当局はウイルスに関する情報を曖昧かつ不透明にしています。しかし実際には今もなお流行は深刻な状態にあります。

9月、104人以上の法輪功学習者が不当判決を受ける

中共の法輪功学習者への迫害は依然続いており、法輪功の情報サイト「明慧ネット」によると、先月、中国国内で少なくとも104人の法輪功学習者が8か月から10年の懲役刑を不当に言い渡されたことがわかりました。

不当に判決を受けた学習者のうち、35人は60代であり、他の多くは80代の高齢者です。甘粛省白銀市の87歳の女性の法輪功学習者・廖安安さんは、6年半の懲役を言い渡され、また山東省青島市の87歳の学習者・楊玉珍さんは、1年の懲役を言い渡されました。

迫害は中国の18の省、自治区、市で現在も行われており、迫害状況が最も深刻なのは吉林省で、ひと月で21人が不当に判決を言い渡されました。

さらに、中共は法輪功学習者から金銭を強要し、9月には合計48万元(約980万円)以上の現金をゆすりとりました。

 
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