イスラエルの中国人留学生チャットの画像が拡散

イスラエルの中国人留学生チャットの画像が拡散

イスラエルがガザに対して、大規模な反撃をしようとしているなか、米国、英国、ドイツなどの西側諸国やタイ、韓国、日本などのアジア諸国が、自国民の退避を勧告していますが、15日時点で中国共産党(中共)は、自国民を退避させるための措置をとっていないことが明らかになりました。

イスラエル在住の中国人によれば、現在、駐イスラエル中国大使館は完全に職務放棄の状態だといいます。現地の中国人に対して、機械のように繰り返し自身の安全に注意するようメッセージを送信し、人々の質問にはまったく返答がないとのことです。また、避難した人数の統計もとらず、避難方法についても有効な情報を提供していません。

15日、イスラエルの中国人留学生グループのスクリーンショットがインターネット上に出回りました。それには、留学生たちが大使館にいつ退避の手配をしてくれるのか尋ねている様子が写っています。周囲の他の国の留学生たちは迎えがきて、すでに退避したといいます。さらに、中共はいつハマスに対して責任を追及し、現地の中国人の安全を確保してくれるのかと尋ねる様子も写されています。その後、大使館の職員が「無関係な内容の投稿をグループチャットでしないように」と警告しました。学生たちは「出国して初めて、戦狼が最大のデマであることを知った」と話しています。

北京、9人の法輪功学習者が拉致監禁される

北京の法輪功学習者・許那さんや李宗澤さんを含む11人が、2020年7月に不当に警察に連行され、2022年1月に東城地方裁判所に2年から8年の懲役刑を言い渡されました。

法輪功の情報サイト「明慧ネット」は15日、そのうち9人が各省や各市に移送され、迫害されていると報じています。

許那さんと孟慶霞さんは、9月中旬に北京天河刑務所に、9月下旬に北京女子刑務所に移送されました。家族は何度も面会を求めていますが、刑務所から拒否され、これまで面会はできていません。

李宗澤さんも今月15日に山東省刑務所に移送され、家族はこれまで面会を許されていないとのことです。

鄭玉潔さんと鄭豔美さんは河南省の女子刑務所に移送され、そこでも家族との面会が拒否されています。

他3人の学生は北京天河刑務所に不法に収容されており、今後、河北省の刑務所に移送されるのではないかと噂されています。

中共の建国記念日前後 17人の高官が病死

最近、中共の高官の死亡が多く発生しており、中共の建国記念日である10月1日前後に、少なくとも17人の中共幹部が病死しました。そのうち15人が共産党員で、その中には、元空軍司令官の于振武氏、第7代中華全国工商連合会副主席の李宏昌氏、元河南省副省長の王菊梅氏などが含まれています。

 
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