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まず、感染症の最新の動向に注目しましょう。中国各地での流行は日に日にエスカレートしています。11月28日、ウェイボーアカウント「健康天津」は声明を発表し、天津市におけるインフルエンザの流行はレベル3のパンデミックレベルに達していると述べました。救急外来におけるインフルエンザ患者の割合は9.63%で、基準値(4.40%)より高いといいます。主にA型H3N2の感染者が多く、それに次ぐのがB型です。11月27日から12月3日までの間は、天津市ではインフルエンザ感染者がさらに増加し、感染率が高くなると予測されています。
また11月18日、天津小児病院は、傘下の2つの病院の1日の外来患者数は累計1万3171人を超え、100日以上連続して1日の外来患者数と救急治療数が1万人を超えていると発表しました。
中国の医療専門家の多くが、今回の感染拡大に無力感を表明しています。11月27日、中国共産党(中共)機関紙『人民日報』の取材に対し、中国国内の感染症専門家が「上気道感染症に特効薬はない」と明言し、「インフルエンザウイルス、アデノウイルス、マイコプラズマ肺炎など、重複する呼吸器病原体の臨床治療に特効薬はない」と説明しました。
これは、変異した中共ウイルスの治療が困難であることを中国の医療体制が事実上認めたと考えられます。中共当局が言っている「マイコプラズマ肺炎」などの名称は、実際には中共ウイルスの変異株を隠蔽するために当局によって置き換えられた名称ではないかと疑われています。
中国人民銀行「中国経済はこれ以上高度成長を維持できない」
続いて、中国経済に注目しましょう。11月29日、中国人民銀行のトップは、中国の経済成長に悲観的であることを明らかにしました。28日、同銀行の潘功勝総裁は香港で、香港金融管理局と国際決済銀行(BIS)とのハイレベル会合に出席し、中国経済は過去のような高度成長を維持することは難しいと率直に述べました。BISの債務の定義によると、中共当局の債務はGDPの約78%で、先進国の109%やG20諸国の94%の債務比率より低いといいます。また、中共当局によると債務総額は60兆元(約1243兆円)で、GDPの約30%だといいます。このうち中央政府の債務はGDPの21%を占めています。しかし、中共はよくデータを改ざんしてきたため、実態はもっと悪いかもしれません。
中共政権も一時期、金融介入を強化しましたが、これはあまり意味がなく、「党による金融管理」は「紙の上での話」に過ぎないという分析もあります。米国在住の中国人企業家、孟君氏は「大紀元」の取材に対し、「現在、多数の民間企業が閉鎖しており、当局がこれ以上文書を出しても、民間企業家を騙しているようなもので、意味がありません。不動産業界の崩壊は金融セクターの危機を招いたのだから、民間経済を支えるお金があるわけがない」と述べました。
中国の多くの有名芸能人が死去
中国の音楽家・科欽夫氏が11月28日の投稿で、中共を讃える歌を歌ってきた「紅い歌手」徳徳瑪さんが、11月28日に76歳で亡くなったと伝えました。
公開情報によると、彼女は「美しき草原我が家」、モンゴル語版「洪湖の水、波が波を打つ」など、多くの中共を讃える「紅い歌」を歌いました。1998年3月、日中国交正常化20周年を祝うため、徳徳瑪さんは当局の計らいで日本で公演を行いました。その1か月後の1998年4月2日、突然、脳出血で倒れました。
今年に入ってから、何人もの紅いアーティストがこの世を去りました。彼らは中共を賛美し、中共が国民を洗脳するのを助けたとして非難されています。
例えば、1月3日、北京京劇院の京劇役者、李韻秋さんが病気により89歳で亡くなりました。彼女はかつて中共のプロパガンダ京劇『洪湖赤衛隊』に出演していました。
1月2日、中共党員で作曲家の羅念一氏が90歳で死去し、かつては紅い歌「洗衣歌」に曲を付けました。
1月1日、中国の韋廉監督が78歳で死去し、かつて中共のプロパガンダ映画『大決戦』を監督しました。
大量の中共のプロパガンダ公演に対して、書籍『悪魔が世界を統治している』は、共産主義国の映画・演劇・芸能などの演芸は、国民に共産党支配下の苦しみを忘れさせるため、そして、共産党への忠誠心を培うためのものだと指摘しています。