神韻(シェンユン)は「人類文化とは何か」を想起させる = 独立ジャーナリスト

2023/12/28

12月27日、米国の神韻芸術団は、東京渋谷公会堂で公演を行い、有名な独立ジャーナリスト、作家、そして、国際政治コメンテーターの及川幸久氏が来場しました。彼はアーティストたちの精神的な修養に感銘を受け、公演が伝える深い意味を感じました。

独立ジャーナリスト、作家、国際政治コメンテーターの及川幸久氏
「今日初めて神韻のこの素晴らしい舞踏を見たんですけど、中国という国と、中国人に対しての見方が変わりました」

及川幸久氏は、日本で有名な独立ジャーナリスト、国際政治コメンテーター、そして、作家です。彼は独立した分析を堅持し、発表した国際時事評論番組の総再生回数は約2億回に達しています。国内外のラジオやテレビ番組にも出演し、また多くの著書も出版しています。

及川幸久氏
「こんなに素晴らしい文化と精神を、こんなに長い間ずっと続けてきたこと自体が素晴らしいと思いました。そういう民族がこのアジアの中で、私たち日本とすぐ隣にいて、長い歴史を交流してきたっていうのを、わずかな時間の間に、数千年の歴史を実体験したみたいな、そんな感じがしました。一言で言うと、中国の美しさ、それをありとあらゆる形で伝えていると思いました」

及川氏は、神韻のアーティストたちが内面の修養を通じて芸術の境地を高める努力を感じ取っています。

及川幸久氏
「多分演じているお一人お一人が、ただ技術を持っているだけじゃなくて、心の中を訓練されているんだなと思ったんですよ。体の訓練だけじゃなくて、心の訓練。たぶん瞑想とかをやりながら、自分自身の心をどうやったら、この素晴らしい芸術を演じられるんだろうって。それが一人一人から伝わってくる感じがしました。とっても強く感じましたね。でもそれは、本当は中国だけじゃなくて、日本にもアジア全体にも伝統的に残っているものだと思うんですよ。でもそれを、この神韻の人たちは、代表して現代に蘇らせてくれているんだという風に思いました。

神韻が表現する深い意味は、及川氏に非常に深い感銘を与えました。

及川幸久氏
「現代の社会、これは中国だけじゃなくて、米国も日本も、この現代社会が失ってしまった人々の心の美しさみたいなものを、思い出させてくれる、そういう舞台だと思うんですよね。私たちは一番大事なものを、もしかしたら失ってしまって、ものとか、この世的な喜びだけに生きてきたような、それをガーンと思い出させてくれるような、すごいメッセージがあると思いました。歴史を振り返って、もう一度私たちの文化とか文明というのは何なのか、それは中国の文化だけじゃなくて、人類の文化というのを思い起こさせてくれる、それが神韻の素晴らしさだと思います」