爆発事故後、建物が一夜で消えた 中共の証拠隠滅?

河北省三河市燕郊鎮で発生した爆発事故の原因はまだ調査中です。当局は爆発により損壊した4階建ての建物を一晩で解体し、瓦礫も運び出しました。世論は当局による証拠隠滅と真相の隠蔽の可能性を疑っています。

3月13日の朝、燕郊鎮の交差点で大規模な爆発事故が発生しました。事故により重傷者が出て、現場は瓦礫と化しました。

河北省三河市の応急管理局は14日、爆発により7人が死亡、27人が負傷したと発表しました。地元商店からのガス漏れが原因と見られますが、事故原因は現在調査中です。

中国メディア『現代快報』の記者が撮影した動画によると、事故発生から12時間後の13日夜8時、爆発により損壊した4階建ての建物は取り壊され、瓦礫も撤去されました。

この動画により、爆発事故について、ネットユーザーから疑問が呈される事態となりました。

あるネットユーザーは「調査が終わる前に完全に解体された。事故は隠蔽工作されているとだけ言っておこう……」と述べています。

別のネットユーザーは「証拠隠滅が常態化している」、「高速鉄道の事故のように、すべての証拠を消した。何事もなかったかのようにするウイルスみたいだ」と語っています。

ほかのネットユーザーからは、公式発表にあるようなガス爆発には見えず、「強力な爆発物によるものと強く疑われる」という声も出ています。

死傷者の数についても疑問の声が上がり、あるネットユーザーは大きな隠蔽があると疑っています。

ブリヂストンが瀋陽工場を閉鎖 千人以上を解雇

中国経済の衰退が続く中、外資系企業の撤退の動きが加速しています。最近、日本最大のタイヤメーカーであるブリヂストンも遼寧省瀋陽市にある工場を閉鎖すると発表しました。これにより、千人以上の従業員が解雇されました。

ブリヂストンが先月27日に発表した通知によると、同社は1月26日に瀋陽工場でのトラック・バス用タイヤの生産を停止し、2月29日に同工場を閉鎖しました。同社は従業員に対し、規定に従い従業員への補償金を支給するとしています。

ネット上の公開情報によれば、昨年に日本のキャノンや韓国のサムスンなど世界的に有名な企業10社が中国から撤退し、その結果、何万人もの中国人従業員が生活の糧を失っています。

 
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