山東省青島市にある平度市は先日、5つの貯水池の取水権を8億元(約170億円)で競売にかけたと発表し、物議を醸しています。市民からは取水権の売却に対する合法性に疑問の声が上がっています。また、平度市の財政が極めて厳しい状況にあることを示していると指摘されています。ネット上では「次に売るのは空気か?」と揶揄する声もありました。
中共の対策効果なし 人口の約7割が月収2千元未満
中国経済は低迷が続く中、中国共産党(中共)は経済成長を促すための様々な施策を打ち出しています。しかし 中共当局や学術界から発表された収入分布の統計データによると、月収が2000元(約4万2000円)未満の人口が9億6000万人を超え、全人口の68.6%に上ることが明らかになっています。
ロケット軍の汚職関与の疑い、関係組織トップが交代
中国航太科工集団は12日、理事長および党委員会書記の交代を発表しました。長期間、公の場から姿を消していた袁潔氏に代わって陳錫明氏が就任しました。以前の報道によると、袁潔氏はロケット軍の汚職事件に関与している疑いで調査を受けており、現在も所在不明です。また、中共の軍事産業が粛清を受ける中、中国商用飛機の元副社長だった張玉金氏が、中国兵器装備集団の社長に任命されました。
中国では第一四半期に自然災害が深刻化、巨額な被害額
中共の応急管理部からの報告によると、今年の第1四半期における中国の自然災害は、複雑かつ深刻な状況にありました。災害の発生時期と地域による差が大きく、特に低温、雨や雪、凍結、地震、地質災害が主なものでした。また、干ばつ、突風や雹、洪水、砂嵐、森林火災なども様々な程度で発生し、これらの災害による直接的な経済損失は合計で2376億元(約5兆元)に上っています。