ファーウエイ幹部「5nmのチップは手に入らない」

今日の新唐人テレビのニュースです。

天安門事件から35年、海外では抗議歌が話題

天安門事件35周年を迎える中、中国共産党(中共)は、民間によるオンライン・オフラインを問わず、記念活動の開催を一切禁じています。特に6月4日には高等教育機関での集会活動が厳しく制限され、一部の学校では教員や学生が、学校のSNSで情報を共有することさえ禁止されています。一方、海外では多くの地域で天安門事件を忘れないための記念活動が行われており、「64三十五年祭」という新曲が人々によって歌われています。これは天安門事件の犠牲者を追悼し、良心を守ることの重要性を訴えかけるものです。

ファーウエイ幹部「5nmのチップは手に入らない」

米国政府が、中国への高度な半導体チップの輸出を制限したことを受け、ファーウェイは中共によって「窮地に陥った後の逆襲」の象徴として位置づけられました。最近の報道によると、ファーウエイとSMICは、独自に開発した特許取得済みの「自己整合クアッドパターニング」露光技術を用いて3ナノメートルプロセスのチップを製造する計画があるとされています。ファーウエイクラウドのCEO、張平安氏は5月30日にその詳細を公表しました。

張平安氏(ファーウエイクラウドCEO兼常務董事)
「我々は3ナノメートルプロセスのチップを手に入れることはできませんし、5ナノメートルも同様です。7ナノメートルプロセスの問題を解決できれば、それは大きな成果です」

中国の半導体技術は世界に比べて遅れを取っています。台湾のTSMCは2年前に3ナノメートルプロセスのチップの量産を開始し、現在はさらに先進的な1.4ナノメートルプロセスのチップの研究開発を進めています。

ノーベル賞受賞者が中国共産党の無策を批判

経済学のノーベル賞を受賞したポール・クルーグマン氏は、6月2日にブルームバーグテレビに出演し、中国が電気自動車やバッテリー、再生可能エネルギー企業の生産と輸出を支えるために、莫大な資金を投じていることについて批判しました。彼は、この政策が、世界市場に混乱をもたらしている一方で、必要な雇用創出や中国の経済問題の解決には至っておらず、このアプローチは持続可能ではないと指摘しました。クルーグマン氏は、中国市場が、需要を欠いていると断言し、中国政府は生産ではなく、需要を刺激する政策を取るべきだと主張しました。

冤罪10年以上刑務所の法輪功の姜洪禄さん死去

中共による冤罪と迫害を、十数年受けた黒竜江省密山市の法輪功の学習者、姜洪禄さんが1月27日に亡くなりました。享年66歳です。姜さんは1998年に法輪功の健康増進効果を目の当たりにして、修煉を始めました。翌年、中共は指導者の嫉妬から全国的に法輪功を迫害し始め、姜さんは修煉をやめず、度重なる激しい拷問に遭いました。2002年には、密山市の街頭で、警察が無抵抗の姜さんに向けて9発の銃弾を撃ち、左の下腿を撃たれた後、全身を激しく蹴られて、両目を眼窩から蹴り出されるという暴行を受けました。長年の拷問により、姜さんは食事ができなくなり、鼻からの栄養摂取で、生きながらえていましたが、最終的に亡くなりました。

 
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