法輪功迫害反対25周年、各国の議員が支持を表明

中国共産党が法輪功に対して行っている不当な弾圧が、今年7月20日で25年目を迎えます。この「7・20」の前日に、フランスと日本の法輪功の修煉者がイベントを開催し、中共による迫害の即刻中止を求めました。イベントには、複数の元議員が駆けつけ、支持する声を上げました。

記者
大阪の愛染公園では、全国から集まった法輪功学習者たちがパレード集会を開催し、中共による法輪功への迫害を国際社会に訴え、その停止を呼びかけています」

元衆議院議員の中山泰秀氏、岡下昌平氏、大阪市議会議員の木下吉信氏が集会に参加し、演説で法輪功への支持を表明しました。

大阪市議会議員、木下吉信氏
「日本ではこんな活動ができるんだ、そしてまた日本の皆さんがしっかり、私たちを応援してくれてるんだ」

元衆議院議員、岡下昌平氏
「胸を張って堂々と、十分これからも継続していっていただきたいし、それが皆さん方のふるさと、故郷を必ず変えていく

きっかけになると思いますから、どうか頑張ってやっていただきたいなと、心から応援しております」

法輪功学習者、張一文さん
「母は強制収容所で3年3ヶ月、刑務所で計7年を過ごしました。そして、拘置所での保釈待ちの回数は数え切れないほどです。より多くの人にこの問題に目を向けてほしいのです。共産党は、自らの不正や悪行が、外部に露見することを非常に恐れています」

元衆議院議員、中山泰秀氏
「罪のないお母さんがそうやって当局に、言うならば、身柄を拘束される、法律によって治められている国家とは当然思えないということ、このことが、世界的な問題として、とらわれるべきではないかというふうに私は考えています」 

集会が終了した後、天国楽団を先頭にした行進が、大阪の心斎橋や難波を練り歩き、市民に法輪功の真実を伝えました。15日には、法輪功の行進が京都府にも訪れ、八坂神社や鴨川といった名所を通過しました。参加者たちは「法輪大法は素晴らしい」「法輪功への迫害を停止せよ」と書かれた横断幕を掲げ、多くの通行人が立ち止まり、その様子を見たり、写真に収めたりしていました。

また、フランスの法輪功佛学会は、最近、フランスの元大臣フランソワーズ・オスタリエ氏と元国会議員のフレデリック・デュマ氏から祝辞を受け取りました。

フランソワーズ・オスタリエ氏は次のように述べています。

「数百万人の法輪功学習者が、強制収容所に拘束されており、彼らは中共による臓器摘出と臓器売買の主な供給源となっています。これは聞くだけで震え上がるような暴行です。欧州議会は昨年1月、この迫害を強く非難し、関与者に対する制裁を発表しました」

また、フレデリック・ドゥマ氏は「私は心から、これらの行為が永久に終止され、正義が実現し、犯罪者が国際法廷の場で裁かれることを願っています。私たちは引き続き手を携えて、中国の法輪功学習者を守り、彼らの声を世界中に届けます」と述べました。

現場では、法輪功佛学会の責任者、唐漢龍氏が、中共に対し、法輪功への迫害を直ちに停止するよう求めました。また、マクロン大統領に対しても、この問題を中共に提起するよう要請しました。

フランスの市民、サナさん
「率直に言えば、人道的な視点から考えると、
法輪功の人々が信仰しているのは、人類としての基本的価値観です」

フランスの市民、クレアさん
「私は間違いなく、これらの修煉者を支援し、彼らと一緒になって、言葉では表現しきれないほど卑劣な拷問に反対する立場です」

明慧ネットが報じたところによると、1999年から現在に至るまで、迫害により亡くなった法輪功学習者の人数は、すでに5088人に達しています。

 
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