遼寧省葫蘆島市の法輪功学習者、劉聰さんが7月12日に不当に逮捕され、現在葫蘆島市の拘置所に拘束されています。情報によると、劉聰さんは逮捕されたその日からハンストを続け、迫害に抗議しています。家族は彼女の即時救出を強く訴えています。
7月15日、法輪大法の情報サイト「明慧ネット」は、遼寧省葫蘆島市で、複数の法輪功学習者が12日に拉致されたと報じました。その中には、龍港区の劉聰さんも含まれていました。
劉聰さんの姉、劉希月さん
「妹が不当に逮捕されたのは、7月12日の朝8時過ぎです。中国警察からの連絡は一切なく、妹が不当に拘束されたというニュースは、明慧ネットの報道で初めて知りました」
劉希月さんと両親は日本に住んでおり、インターネットで劉聰さんの逮捕を知った家族は大変心配しています。
劉希月さん
「妹の義姉が家に戻ったところ、家の中がめちゃくちゃに荒らされていました。物が散乱し、まるで盗賊に家を荒らされたかのようです。車の鍵が見つかりません。あの車は米国製で、かなり高価なものです。他にも携帯電話や財布なども見つかっていません。家の中があまりにも散らかっていて、どこから片付けていいのかわからない状態です」
情報によると、劉聰さんは現在、葫蘆島市の拘置所に不法に拘留されており、逮捕されたその日からハンストを行って迫害に抗議しています。
明慧ネットの報道によると、劉聰さんの逮捕は、興城市の法輪功学習者である劉玉波さんが、迫害されたことに関連しています。劉玉波さんの娘、張小恆さんが迫害者を実名で告発し、劉聰さんがその張小恆さんと連絡を取っていたためとされています。
劉希月さんが語るには、「妹は常に地元の法輪功学習者たちに法律支援を提供していた」といいます。
劉希月さん
「地域において、多くの法輪功学習者が迫害に遭った際、妹は彼らを支援してきました。彼らの家族に代わって弁護活動を行い、法的な手続きを進め、自分の権利を守る方法を教えてきました。そのため、妹は日々、迫害に反対する活動に追われています。彼女の携帯電話は監視されており、居場所も常に把握されています。しかし、そうした状況にも屈せず、不当に迫害される修煉者たちのために、訴えの提出、弁護、資料の準備、家族との面会などを続けています」
劉聰さんは、夫を救う過程で法律知識を深めました。彼女の夫、欒長輝さんは、葫蘆島市にある渤海造船所で高い学歴を持ち、勤勉な高級エンジニアとして知られ、職場でも高い評価を受けていました。しかし、2021年7月、彼は突然警察に逮捕され、不当に4年の刑を宣告されました。
劉希月さん
「義弟は法輪大法の修煉を通じて、自分を厳しく律し、賄賂を決して受け取らないため、評判がとても良いです。しかし、法輪大法を修煉し、『真・善・忍』の原則に従って良い人になろうとするだけで、中国共産党(中共)は法輪功学習者に対して、違法な逮捕や残酷な迫害を行っています」
法輪功を修煉する前、劉聰さんは内向的な人物でしたが、修煉を始めてからはより社交的で優しい性格に変わり、積極的に他人を助けるようになりました。ここ数年、劉聰さんは自分の仕事を辞め、毎日無報酬で他人の権利を守るための支援を続けています。しかし、国保(610警察)による妨害を受け、彼女のパスポートは奪われ、日本で家族と再会することができなくなりました。そして現在、不当に逮捕されています。
劉希月さん
「現在の法執行機関における若手の中心メンバーは、主に1990年代後半から2000年代に生まれた人たちです。彼らは非常に若く、一部は中共に洗脳されています。司法部門の多くの若い職員は、自分たちが担当する事件に法的な根拠がなく、法律に基づいて行動していないことを理解していません。彼らは単に上司の命令や任務を遂行しているだけです。このような行動に対して、将来彼らが自分の行為の結果に対して責任を取ることになるでしょう。誰もその責任から逃れることはできません。ですから、彼らが早く気づき、法輪功学習者に対して優しく接し、自分の過ちを改め、中共の残酷な行為を止めさせることを切に願っています」