中共よ、無実の妹と妹の夫を返しなさい

8月5日、日本の議員らの支持を受け、日本の法輪功学習者である劉希月さんが、中国共産党(中共)の中華人民共和国駐日本国大使館前に立ち、当局による不当な拘束を受けた妹、劉聰さんとその夫、欒長輝さんの即時解放を求めました。

劉希月さん
「法的にも事実に照らしても、私の妹は無実です 妹の劉聰と義弟の欒長輝をすぐに解放してください」

8月5日の午前、中共の日本大使館前で、劉希月さんと日本の地方議員3人が「抗議文」と「忠告書」を読み上げ、中共に妹の劉聰さんとその夫の欒長輝さんを直ちに解放するよう強く要請しました。

劉聰さんは中国遼寧省出身で、1998年から法輪功を修煉しています。2011年には中共によって不当に4年間の刑に処され、多くの迫害を受けました。

劉希月さんによると、7月12日未明、遼寧省葫蘆島市の公安局国内安全保衛隊と西街派出所の警察が劉聰さんの自宅に不法に侵入し、彼女を再び拉致したそうです。

劉希月さん
「なぜ私の妹が拉致され、どこに拘束されているのか、誰がこの事件を担当しているのか、私たち家族には一切の説明がありません」

劉希月さん
「すぐに私の妹、劉聰とその夫、欒長輝を釈放してください。『真、善、忍』を実践し、良い人として行動することは、国にとっても民にとっても百利あって一害なしです。中共がなぜ、善良な法輪功修煉者に対して残酷な手段を用い、多くの人々を迫害しているのか、私には理解できません」

中国における臓器移植を考える会 会長 丸山治章氏
劉さんが公安当局に不当に逮捕されたということで、さらにそこで、食事をとらないでハンガーストライキをされているということを聞きました。本当に勇気のある方だなと、そして、正義感が強い方だなと。私たちは本当に見習わなきゃいけない。その勇気に対して応えなきゃいけないなと思っています

神奈川県茅ヶ崎市議会議員 水島誠司氏
その発端となっている法輪功の方たちの被害、そしてやられていることの事実、これはしっかり我々の方も日本の地方議員をちょっと今説得しながら活動を広げております。

三重県四日市市議会議員 荻須智之氏
「けれども、こうやって取り上げて騒ぐというのは変なんですけれども、アピールすることは無駄ではないなということがわかってきました。こういうことをきっかけに対話が始まるといいなと思っています。」

抗議文を読み上げた後、劉希月さんと丸山治章氏は、それぞれ大使館に書簡を投函し、二人の即時解放を要請しました。

その日の午後、劉希月さんは議員たちと共に、参議院議員の片山さつき氏を訪ね、状況を説明しました。片山さつき氏は、中共による法輪功学習者への迫害と劉聰さんの状況について、引き続き注意を払うと述べました。

 
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