若者が中共の暴政に公然と反対「勇敢である」

若者が再び公然と共産党の暴政に抵抗

中国共産党(中共)による強圧的な支配に対する民衆の反発が高まる中、最近、ある若者が公然と暴政に反対の声を上げました。今月14日、ドイツ在住のフリーランス・ライター、蘇雨桐さんが動画を公開し、「中国本土で『ファイアウォールを壊せ運動』を推進した若者で、過去に政治的な理由で濡れ衣を着せられ、精神病院に収容された経験がある」と述べました。

動画
「中共によるネット封鎖や言論
統制に反対します。特権ではなく、平等を求めます」

反対の声を上げた若者が自分がルーターやレーザー式スピーカー、トランスミッターモジュール、スマホなどの機器を使って「習近平の退陣」を求めるメッセージを発信したこと、その結果、中共当局に「政治犯」として指名手配され、電子機器を没収され、現在は自宅に戻れない状況にあると動画の中で明かしています。

若者は、他の中国の人々にも中共の実態を見抜いてもらいたいと願っており、党のトップである習近平の辞任を求めています。

2022年10月、彭立発氏が北京の四通橋でゼロコロナ政策と習近平への抗議の横断幕を掲げました。多くの若者が反共産主義に目覚めるきっかけとなりました。

この若者の勇気ある行動について、蘇雨桐さんは次のように述べています。

「彭立発氏が撒いた火の種は、他の場所でも絶えず燃え続けています。最近、湖南省の若者、方藝融氏が橋に『四通橋のスローガン』を掲げました。私たちはよく知っています。中国本土で直接的な抗議行動を取ると、これらの勇敢な若者たちは、監獄に投獄されることになります。彼ら自身も自由を失う代償を理解しているはずですが、それでも前進を続けているのです」

中共が台湾断交を強要、パラオ観光に圧力 大統領が暴露

中共は台湾への圧力を強め、台湾と外交関係を持つ国々を籠絡し続けています。その中で、太平洋の島国パラオのスランゲル・ウィップス大統領が、中共が台湾との断交を強要するために使用している様々な手段を明らかにし、国際的な注目を集めました。

フランス通信社の報道によれば、ウィップス大統領は8月13日、ニュージーランドのウィンストン・ピーターズ外務大臣がパラオを訪問している中、中共からパラオに対して「台湾との関係が違法である」と通告されたことを明らかにしました。さらに、中共は「無尽蔵に、必要なものは何でも提供できる」と約束し、パラオに外交方針の変更を促そうと試みたと明かしています。

ウィップス氏は、中共が「旅行業を武器として利用」しており、旅行業に大きく依存するパラオの経済に打撃を与えようとしていることを強調しました。

ウィップス氏によれば、中共は最近の報道で、パラオを「安全でない場所」と評し、観光を控えるよう呼びかけています。また、パラオは、中国のマカオで開催された太平洋アジア観光協会(PATA)の会議への参加を阻止されました。

パラオは、台湾にとって太平洋地域で数少ない外交関係を持つ国の一つであり、その立場は太平洋地域の政治的バランスにおいて非常に重要です。

 
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